最近のiPadはイラストが描けるようになったり、本格的な動画編集ができたりと、どんどんとできることが増えています。
12.9インチを購入しようか迷っている人は、大画面で作業をしたり、iPadでSplit ViewやSlide Overを使って2画面にして作業しようと思っている方が多いと思います。
でも、ちょっと待ってください。
12.9インチのiPad Proはとても高額でこの金額なら他のiPadを2台買うこともできます。
2台購入した方が効率的に作業できることもあるので、今回は12.9インチを買うならiPadを2台買った方がいい理由を紹介します。
12.9インチ1台よりもiPad 2台持ちをするメリット
12.9インチを購入しようか迷っている人は12.9インチの画面サイズでSplit Viewなどを使ってマルチタスクをする方でしょう。
しかし、12.9インチはその画面サイズゆえ重さとサイズが気になります。
重いと持ち運ぶ頻度が減ってしまいます…
せっかくiPadは携帯性が優れているのに重さが気になって持ち運ばないのはもったいないですよね。
2台買えばiPadを使ってマルチタスクもできるし、1台だけ持ち運べば重さも気にならなくなります。
iPad Pro 12.9インチ1台よりも、iPad2台持ちの方が優れているところを4つ紹介します。
2台買った方が安い
iPad Pro 12.9インチを買った場合とiPad Airと無印iPadを1台ずつ買った場合の価格を比較してみます。(2022年2月9日地点でApple Storeでの価格)
iPad Pro 12.9 (128GB Wi-Fiモデル)・・・129,800円
計129,800円
iPad Air (256GB Wi-Fiモデル)・・・87,780円
iPad 第9世代 (64GB Wi-Fiモデル)・・・39,800円
計127,580円
なんとiPad Airと無印iPadを2台買った方が安い計算になります。
私も計算してみてびっくりしました…
iPad Pro 12.9インチよりも安いのに、2台のiPadと倍の容量、256GBのiPad Airが購入できてしまいます。
もうちょっと足して、持ち運び用にiPad miniを買っても良いかもしれないですね。
1つのアプリの表示領域が広い
12.9インチのiPad Proの購入を考えている人は、大きい画面を活かしてSplit Viewで片方に資料を表示して片方にノートやペイントソフトを表示する人だと思います。
Split Viewだと画面を分割してしまうの一つのアプリあたりの表示領域は狭くなってしまいます。
12.9インチの画面を半分に分割すると、一つのアプリの表示領域はiPad miniと同じくらいになります。
iPad miniのサイズ感だとノートを書くときは毎回拡大して書かないと行けなくなってしまうかもしれません。
一方、2台持っていると両方とも10インチ以上の大画面で表示をすることができます。
iPad miniのサイズだとノートを取るのには意外と小さいです。
毎回拡大縮小をするのは意外とめんどくさいので、1つのアプリに対して画面が大きいのは2台で作業をするメリットです。
後述しますが、2台あるとアプリを分けて表示ができるので1台は全画面をノートにすることができます。
全画面で表示をすれば、十分大きいので書くたびに拡大する必要はありません。
閲覧用と作業用に分けられる
2台持っているとアプリを分けて表示ができるので1台に資料、もう一台にノートやペイントソフトを大きい画面で表示することができます。
他にも片方でゲームをしながら、もう1つでiPad用のスタンドに立てて、Youtubeやアニメを見ることができます。
作業をする時だけでなく、リラックスするときも表示するアプリを使い分けて快適に使うことができます。
大きい画面で動画を見ながら何かをする時間は至高です笑
また、それぞれに入れるアプリを変えることができるので、片方を仕事用、もう片方を娯楽用と使うiPadによってメリハリをつけることもできます。
小さくなる
12.9インチのサイズはMacBook Airなどのパソコンとほぼ同じ大きさになってしまうので、iPadを入れられるカバンが限られてしまいます。
iPad Airなら12.9インチよりも一回り小さいので、少し小さめなカバンでも入れて持ち運ぶことができます。
せっかく買うiPad。いろんな場所で使いたいですよね!
iPadは軽くて取り回しの良いことがメリットなので、小さい方が持ち運びもしやすくより気軽にiPadを使うことができます。
iPad miniのような、持ち運びに特化したiPadを1台用意するのもおすすめです。
>>1年使ってわかったiPad miniを買うべき人、向いている人
12.9インチを買った方がいい人
ここまで12.9インチを買うよりもiPadを2台買った方がいい理由を紹介してきました。
もちろんデメリットはあります。
デメリットが気になるのであれば、iPad Pro 12.9インチを買った方がiPadで効率的に作業ができます。
iPad 2台持ちのデメリットを2つ紹介します。
Apple Pencilは1台しかペアリングできない
今回、2台持ちをする組み合わせとして紹介している、iPad Airと無印iPadは対応しているApple Pencilの世代が異なります。
同じ世代が使えるiPadを用意してもApple Pencilは仕様上、1台しかペアリングすることができません。
2台でApple Pencilを使いたいのなら2本購入するしかありません。
これはあまり現実的ではないですよね…
ノートを2つ開いて両方のノートに書き込みながら勉強をするのならiPad 2台持ちは不向きです。
シングルタスクには不向き
ここまではiPadを使ってマルチタスクをする前提でお話ししてきました。
最近はiPadでも高機能な動画編集ソフトやイラスト制作ソフトが増えてきているます。
このようなアプリをiPadの大画面で行いたい場合は、iPad AirではiPad Pro 12.9インチよりも画面が小さくなってしまいます。
1つのアプリを集中して使いたい場合は12.9インチが最適です
特にイラスト制作で、液タブとしてiPadを使いたい場合は他のサイズだと小さく感じるかもしれません。
iPad Proはリフレッシュレートも高いので、Apple Pencilの素早い入力も遅れることなく反応してくれます。
iPadの大画面でシングルタスクをする人は、iPad Pro12.9インチの方が向いています。
できることは同じ
今回はiPad Pro12.9インチを買うよりも、iPadを2台買った方が良い理由を紹介してきました。
値段は2台買った方が安いので、用途によってはiPadを2台買った方が良い人もいます。
iPad ProとiPad Airということでスペックが気になる方もいるかもしれませんが大丈夫です。
今のiPad Airは一世代前iPad Pro並と十分にハイスペックで動画編集もサクサクとすることができます。
新型のiPad ProはMacと同じM1チップを搭載しているので、Macと同じぐらい高性能ですが現状のiPadだとそのスペックを使いこなせるアプリがありません。
iPadのアプリが増えれば変わるかもしれませんが、今はiPad ProでもiPad Airでもできることは同じです。
だったら、2台買って使った方が効率的にiPadを活用できるのではないかと、今回の記事で提案させていただきました。
iPad Pro 12.9インチよりもiPadを2台買った方がいい場合もある!
資料を見ながらノートを取るといった使い方なら、2台持ちの方が使いやすい
2台買った方が効率的だと紹介しましたが、12.9インチを買う人を否定しているわけではありません。
むしろ、12.9インチのサイズを活かしてiPadを活用している人は尊敬しています。
このページの来られたということは12.9インチを購入しようか迷っている方だと思うので、一つの提案として紹介させていただきました。
iPad Pro 12.9インチが向いている人については「iPad Pro 12.9は大きすぎる?12.9インチが向いてる人」で紹介しています。
頭の片隅に入れてくださると嬉しいです。
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