2025年1月地点では、M2とM3チップを搭載したMacBook Airと、1世代新しいM4シリーズを搭載したMacBook Proがされています。
スタンダードモデルとプロモデルで分かれていますが、「どちらが自分に合っているのか?」を決めるのは意外と難しいですよね。
MacBook Airは軽量で持ち運びがしやすく、MacBook Proは高性能で重い作業を日常的に行う人に向いています。
この記事では、MacBook AirとMacBook Proの違いを徹底比較し、用途別におすすめなモデルを紹介します。
これからMacBookを購入する方、買い替えを検討している方に向けて、分かりやすく解説していきますので、ぜひ最後までご覧ください!
スペックの違い

まずは搭載チップやメモリなど、スペック面での違いを紹介していきます。


搭載チップ
MacBook AirとMacBook Proでは、搭載されているチップが異なります。
MacBook AirはM2とM3、MacBook ProではM4シリーズの中から選択することができ、用途に合わせて選ぶのが重要です。
モデル | 搭載チップ | CPUコア数 | GPUコア数 | メモリ帯域幅 |
---|---|---|---|---|
MacBook Air 13″/15″ (M2) | M2 | 8コア | 最大10コア | 100GB/s |
MacBook Air 13″/15″ (M3) | M3 | 8コア | 最大10コア | 100GB/s |
MacBook Pro 14″ (M4) | M4 | 10コア | 10コア | 120GB/s |
MacBook Pro 14″/16″ (M4 Pro) | M4 Pro | 最大14コア | 最大20コア | 273GB/s |
MacBook Pro 14″/16″ (M4 Pro) | M4 Max | 最大16コア | 最大40コア | 546GB/s |
基本的に一般的な用途では、MacBook AirのM2/M3で十分快適に動作してくれます。
一方、長時間の複雑な動画編集や3Dモデリングを行う場合は、M4 Pro以上がおすすめです。
メモリ
MacBook AirもProも、最低メモリ容量は16GBとなっていて、最大メモリ容量は、MacBook Airは24GB、MacBook Proは128GBまで選択することができます。
モデル | 最小メモリ | 最大メモリ |
---|---|---|
MacBook Air 13″/15″ (M2) | 16GB | 24GB |
MacBook Air 13″/15″ (M3) | 16GB | 24GB |
MacBook Pro 14″ (M4) | 16GB | 32GB |
MacBook Pro 14″/16″ (M4 Pro) | 24GB | 48GB |
MacBook Pro 14″/16″ (M4 Max) | 36GB | 128GB |
一般的な事務作業や簡単な動画編集であれば、MacBook Airの16GBや24GBでも十分サクサクとこなせます。

基本的に16GBあれば十分です!
しかし、複数のAdobeソフトを立ち上げて作業をしたり、複雑な動画編集を行う場合は32GB以上が選べるMacBook Proの方がおすすめです。
ストレージ
MacBook Airは256GB、MacBook Proは512GBが最低容量です。
容量はMacBook Airが最大2TB、MacBook Proは最大8TBまで選択できます。
モデル | 最小ストレージ | 最大ストレージ |
---|---|---|
MacBook Air 13″/15″ (M2) | 256GB | 2TB |
MacBook Air 13″/15″ (M3) | 256GB | 2TB |
MacBook Pro 14″ (M4) | 512GB | 2TB |
MacBook Pro 14″/16″ (M4 Pro) | 512GB | 8TB |
MacBook Pro 14″/16″ (M4 Max) | 1TB | 8TB |
一般的な事務作業や軽いクリエイティブ作業なら、512GB〜1TBで十分です。

ほとんどの場合は512GB〜1TBで足ります。
しかし、動画編集や3D制作など、大容量データを扱う場合は、4TB以上選べるMacBook Proの方がおすすめです。
また、費用を抑えるために、外付けSSDやクラウドストレージを併用するのも選択肢になります。
バッテリー駆動時間
Mシリーズのチップを搭載してからは、どのMacBookもバッテリー駆動時間は非常に長くなりました。
しかし、動画再生においては、MacBook Proの方がバッテリー駆動時間は長めです。
モデル | バッテリー駆動時間 |
---|---|
MacBook Air | 最大18時間 |
MacBook Pro 14″ | 最大24時間 |
MacBook Pro 16″ | 最大24時間 |
一般的な作業やネット閲覧なら、MacBook Airのバッテリーでも十分に持ちます。

Appleシリコンになってから、バッテリー駆動時間はかなり長くなりました!
しかし、長時間の動画編集など、重い作業をこなす場合は、よりバッテリー持ちが良いMacBook Proの方がおすすめです。
端子
MacBook AirもProも、共通でThunderbolt(USB-C)とMagSafe 3を搭載しています。
しかし、MacBook Proの方がHDMIやSDカードスロットを搭載しているため、ハブがなくてもSDカードの読み込みなどができるのが特徴です。
モデル | 端子 |
---|---|
MacBook Air | ・Thunderbolt 4 2ポート ・MagSafe 3 |
MacBook Pro 14″(M4) | ・Thunderbolt 4 3ポート ・MagSafe 3 ・HDMI ・SDカードスロット ・3.5mmヘッドホンジャック |
MacBook Pro 14″/16″ (M4 Pro・M4 Max) | ・Thunderbolt 5 3ポート ・MagSafe 3 ・HDMI ・SDカードスロット ・3.5mmヘッドホンジャック |
M4 ProまたはM4 Maxを搭載したMacBook Proは、Thunderbolt 5を搭載しています。
Thunderbolt 5は転送速度が最大120Gbpsと非常に高速ですが、対応しているアクセサリーがまだ少ないです。
ファンの有無
MacBook Airはファンレス設計になっているため静音性が高いです。
一方、MacBook Proはファンが搭載されているため、高負荷な作業をしているときでも、パフォーマンスを落とすことなく作業を続けることができます。
モデル | ファンの有無 |
---|---|
MacBook Air | ファン無し |
MacBook Pro | ファンあり |
MacBook Airはファンレス設計のため、どんなに負荷をかけても静かですが、長時間の高負荷作業には向いていません。
動画の書き出しを何回も行ったり、3D系の作業をなど、長時間の高負荷作業をする人にはMacBook Proの方がおすすめです。

どちらにも良さがあります。


デザインとディスプレイの違い

ここからはディスプレイやカラーバリエーションなど、外観面での違いを紹介していきます。
画面サイズ
MacBook Airには13インチと15インチ、MacBook Proには14インチと16インチが用意されています。
モデル | 画面サイズ |
---|---|
MacBook Air | 13インチ、15インチ |
MacBook Pro | 14インチ、16インチ |
MacBook Airは軽さ・持ち運びやすさ、MacBook Proはスペック重視となっています。
画面サイズについては、持ち運び重視なら13インチか14インチ、作業効率重視なら15インチか16インチがおすすめです。
ディスプレイ
MacBook Airは液晶のLiquid Retinaディスプレイ、MacBook Proはmini LEDのLiquid Retina XDRディスプレイを搭載しています。
モデル | ディスプレイ |
---|---|
MacBook Air | ・Liquid Retinaディスプレイ(液晶) ・60Hz |
MacBook Pro | ・Liquid Retina XDRディスプレイ(mini LED) ・最大120Hz |
MacBook AirのLiquid Retinaディスプレイでも、一般用途では十分に綺麗なディスプレイです。

MacBook Airも綺麗なディスプレイです。
しかし、正確な色再現を求めるデザイナーの方などは、MacBook Proの方が向いています。
重量
MacBook Airは軽量なモデル、MacBook Proはスペック重視で重量は少し重いモデルとなっています。
モデル | 重量 |
---|---|
MacBook Air 13″ (M2 / M3) | 1.24kg |
MacBook Air 15″ (M3) | 1.51kg |
MacBook Pro 14″ (M4 / M4 Pro / M4 Max) | 1.6kg |
MacBook Pro 16″ (M4 Pro / M4 Max) | 2.14kg |
基本的にはMacBook Airは軽く持ち運びがしやすく、MacBook Proはスペック重視のため重く、少し持ち運びはしにくいです。
重量が軽く持ち運びがしやすいのがMacBook Air、持ち運びとスペックを両立しているのがMacBook Pro 14インチ、スペック重視なのがMacBook Pro 16インチとなっています。
カラーバリエーション
MacBook AirとMacBook Proでは選べるカラーが異なります。
MacBook Airは4色、MacBook Proは2色となっていて、MacBook Airの方がカラーバリエーションは豊富ですが、Proはまた違った色です。
モデル | カラーバリエーション |
---|---|
MacBook Air 13″/15″ | シルバー / スペースグレイ / ミッドナイト / スターライト |
MacBook Pro 14″ / 16″ (M4 / M4 Pro / M4 Max) | シルバー / スペースブラック |
MacBook Airは4色のカラーバリエーションで、自分の好みに合った色を選ぶことができます。

MacBook Airはカラーバリエーションが豊富です!
一方、MacBook Proはシルバーとスペースブラックの2色のみで、どちらも高級感のある色です。


MacBook AirとPro、どっちを買うべき?
ここまで、MacBook AirとProの違いを紹介してきました。
紹介してきたことを踏まえ、MacBook AirとPro、それぞれ買うべき人を紹介していきます。
MacBook Airを買うべき人
MacBook Airは重量が軽く、持ち運びやすいモデルです。
M2/M3も十分に高スペックのため、一般的なオフィスワークや軽い画像や動画編集なども快適にこなしてくれます。
MacBook Airは持ち運びがしやすく、日常使いでは十分なスペックを持ったMacです。
一般的な用途では快適に使えるスペックを持っていながら、値段が抑えられているため、コストパフォーマンスに優れたMacとなっています。

日常使いに最適なMacBookです!

MacBook Proを買うべき人
MacBook Proは最新のM4シリーズのチップを搭載し、クリエイティブ作業や長時間の高負荷作業に最適です。
特に、M4 Pro/M4 Maxは非常に高性能のため、複雑な動画編集や3Dモデリングなどの重い作業でも快適に行うことができます。
MacBook Proはスペック重視のモデルのため、重い作業を快適に行いたい人に最適です。
また、MacBook AirにはないSDカードスロットを搭載しているので、カメラなどから毎日SDカードのデータを読み込む必要がある人もMacBook Proが向いています。

SDカードスロットがあるのは、地味なポイントです。
とにかく高スペックなモデルが欲しい人、どんな作業でも快適に行いたい人にはMacBook Proがおすすめ!

基本的にはMacBook Airで十分!

今回は、MacBook AirとMacBook Proの違いを徹底比較し、用途別におすすめなモデルを紹介してきました。
ここまで紹介してきた通り、MacBook AirとMacBook Proでは、多くのスペック差があります。
しかし、M2/M3も十分なスペックを持っているため、基本的にはMacBook Airでも十分快適に使用することができます。

ほとんどの人はMacBook Airで満足できます!
そのため、パフォーマンスを求める作業を行う人以外は、MacBook Airがおすすめです。


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