左右分離型のワイヤレスイヤホンは、両耳の装着して使うのが一般的です。
AirPodsも初期設定では、両耳を使うことを前提に設定されています。
しかし、特定のシーンにおいて、片耳だけ使いたいと思っている方もいるのではないでしょうか。
AirPodsは片耳だけ装着して再生したり、設定を変えることによって、片耳だけで使うことができるようになります。
今回はAirPodsを片耳だけで聞く方法と、そのメリット、注意点を紹介します。
AirPodsを片耳だけで聞く方法

早速、AirPodsを片耳だけで聞く方法や必要な設定を紹介していきます。
AirPodsを片耳だけ装着して再生する
AirPodsを片耳だけで使用する方法で一番簡単なのは、片耳だけ装着して再生することです。
片方のAirPodsはケースに入れたまま、もう片方を耳に装着して再生することで、片耳だけで使用することができます。

片耳だけつけた状態でも再生できます!
この方法が、AirPodsを片耳だけで聞く最も簡単な方法です。
自動耳検出をオフにする
- 設定アプリを開く
- AirPodsの名前をタップ
- 「自動耳装着検出」をオフにする
デフォルトの設定では、AirPodsの片耳を外すと、再生停止になるようになっています。
そのため、両耳で再生している途中で片耳だけでの使用に切り替えることが多い場合は、この自動で再生停止になるのは不便です。

便利な機能ですが、片耳で使用したいときは不便に感じます。
解決方法としては、自動耳検出をオフにすることによって、片耳を外しても再生が止まることなく使用することができます。
しかし、自動耳検出をオフにすると、装着していない方のAirPodsも再生を続けるため注意が必要です。
モノラルオーディオをオンにする
- 設定アプリを開く
- アクセシビリティを選択
- 「オーディオとビジュアル」を選択
- 「モノラルオーディオ」をオンにする
AirPodsはデフォルトでは、左右で違う音を出すステレオ再生になっています。
しかし、片耳だけで使用する場合は、ステレオ再生だと一部の音が聞こえにくかったりします。

ステレオは両耳で聞く前提で作られているためです。
モノラルオーディオでの再生をオンにすることで、左右で同じ音が再生されるようになるため、片耳でも違和感なく使用することが可能です。
AirPodsを片耳だけで使うメリット

AirPodsを片耳だけで使うために必要な設定を紹介してきました。
ここからは、AirPodsを片耳だけで使用するメリットを紹介していきます。
周囲の音を聞きながら使える
AirPods ProやAirPods 4には、優秀な外部音取り込み機能がついています。
しかし、AirPodsのマイクを通して外の音を聞くため、装着していない状態と比べると外の音が聞こえにくいときがあります。

AirPodsの外部音取り込みはかなり自然ですが、限界もあります…。
片耳だけで使うことによって、片耳が空くため、周囲の音をしっかりと聞きながら使用することができます。
AirPodsを使いたいけど、周りの音もしっかり聞こえるようにしたいときに有効です。
片耳で通話ができる
AirPodsは左右両方にマイクが内蔵されているため、片耳だけ使っていても通話をすることができます。
こちらも片耳が空くことによって、周囲の音も聞きながら、通話やオンライン会議をすることが可能です。

周りから話しかけられたときも、対応しやすいです!
長時間の通話やオンライン会議でも、快適に使用することができます。
AirPodsを片耳だけで使う時の注意点

AirPodsを片耳だけで使うことによって、周囲の音を聞きながら使えるのがメリットです。
しかし、AirPodsを片耳で使うときの注意点もあるので、ここからは注意点を紹介していきます。
ステレオ再生だと一部の音が聞こえない
音楽や動画などの音声は、左右で異なる音を出すステレオ再生となっているのが一般的です。。
そのため、AirPodsを片耳だけで使っていると、一部の音が聞こえないことがあります。
また、両耳を使って聴くことを前提に作られているため、音のバランスが悪く感じることもあります。
この解決策としては、先ほど紹介した、モノラルオーディオをオンにすることによって解決可能です。
片耳だけで長時間使うと耳が疲れる
片耳だけでAirPodsを使っていると、片耳だけに負担がかかってしまいます。
そのため、長時間使っていると、耳が疲れたり、違和感を感じてしまうことがあります。

長時間の片耳使用は注意が必要です。
片耳でAirPodsを使う際は、左右を交互に使用したり、定期的に外して耳を休ませることが重要です。
AirPodsは片耳だけでも使える!

今回はAirPodsを片耳だけで聞く方法と、そのメリット、注意点を紹介してきました。
AirPodsを片耳だけ装着して再生したり、自動耳検出をオフにすることによって、片耳だけで使用することができます。
片耳だけで使用することによって、外の音もしっかりと聞きながら使用できるのがメリットです。
しかし、長時間AirPodsを片耳だけで使用していると、片耳だけに負担がかかってしまいます。

片耳でも使えますが、負担をかけないように注意する必要があります。
AirPodsを片耳だけで使用する場合は、片耳だけに負担をかけないように注意が必要です。
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