AirPods 第4世代は、ノイズキャンセリング搭載モデルと非搭載モデルの2種類が発表され、販売されました。
ノイズキャンセリングの有無は、日々の使い勝手に大きく影響してきます。
AirPods 4の購入を検討するにあたり、ノイズキャンセリング搭載モデルと非搭載のモデル、どっちを買うべきか迷いますよね。
価格は搭載モデルが32,800円、非搭載モデルが23,800円です(※2026年7月18日改定後の税込価格)。
この9,000円で変わるのはノイズキャンセリングだけではありません。会話検知・ライブ翻訳・ワイヤレス充電・ケースのスピーカーもノイズキャンセリング搭載モデル限定なので、迷っているなら搭載モデルがおすすめです。
今回はAirPods 4のノイズキャンセリング搭載モデルと非搭載のモデルのスペックを比較し、どっちを買うべきかを紹介します。
AirPods 4のノイズキャンセリング搭載と非搭載の違いを比較

AirPods 4のノイズキャンセリング搭載モデルと非搭載モデルでは、機能の差がいくつかあります。
まずは違いを一覧にまとめました。
| 項目 | ノイズキャンセリング非搭載 | ノイズキャンセリング搭載 |
|---|---|---|
| ノイズキャンセリング/外部音取り込み/適応型オーディオ | なし | あり |
| 会話検知 | なし | あり |
| ライブ翻訳 | 非対応 | 対応 |
| 連続再生時間(イヤホン単体) | 最大5時間 | 最大5時間(ノイズキャンセリングオンで最大4時間) |
| 合計再生時間(ケース込み) | 最大30時間 | 最大30時間(ノイズキャンセリングオンで最大20時間) |
| 充電方法 | USB-C | USB-C、Qi規格の充電器、Apple Watchの充電器 |
| ケースのスピーカー | なし | あり |
| 価格 | 23,800円 | 32,800円 |
表を見ると分かる通り、違いはノイズキャンセリングだけではありません。
イヤホン本体の外観やH2チップ、IP54等級の防塵・耐汗耐水性能は共通なので、差が出るのは機能面と充電まわりです。
早速、ノイズキャンセリング搭載モデルと非搭載モデルの違いを1つずつ比較していきます。
ノイズキャンセリング機能
製品名にもある通り、一番の違いはノイズキャンセリング機能の有無です。
ノイズキャンセリング搭載モデルは、インナーイヤー型でありながら、非常に強力なノイズキャンセリングを搭載しています。
私はノイズキャンセリング搭載モデルを1年半ほど使っていますが、この「インナーイヤー型なのにノイズキャンセリングが効く」という一点が、AirPods 4の最大の特徴だと思っています。
耳を密閉しない形なので、正直それほど効かないだろうと思っていましたが、実際にオンにしてみると、部屋の中の雑音がスッと消えます。

インナーイヤー型でありながら、ノイズキャンセリングを搭載しているのがポイントです。
しかし、AirPods 4はインナーイヤー型で、カナル型のように耳を塞ぐタイプではないので、ノイズキャンセリング性能はAirPods Proのような製品の方が高いです。
また、外部の音を聞きやすくする外部音取り込みモードや、雑音はカットし、必要な音だけ聞こえるようにしてくれる適応型オーディオを使うこともできます。
このノイズキャンセリング機能の有無が、ノイズキャンセリング搭載と非搭載モデル、どっちを選ぶかの決め手になります。
会話検知
会話検知は、自分が話し出したら自動で音量を下げ、周囲の音を聞きやすくしてくれる機能です。
自動で音量を小さくしてくれるため、AirPodsをつけた状態で会話を始めても相手の声が聞きやすくなります。
また、しばらく話さず、会話が終わったとAirPodsが判断したら、自動で元の音量に戻してくれます。

自動で切り替えてくれるので便利な機能です。
会話検知機能を搭載しているのもノイズキャンセリング搭載モデルのみで、非搭載モデルにはありません。
しかし、インナーイヤー型の場合、ノイズキャンセリングを使用していない場合は、外の音が聞こえやすいのでそこまで気にならないです。
ライブ翻訳
ライブ翻訳とは、相手が話している内容を、AirPods越しに自分の言語へ翻訳して聞ける機能です。
この機能に対応しているのは、AirPods 4ではノイズキャンセリング搭載モデルだけです。
これは発売時点では存在しなかった差です。
AirPods 4が発売されたあとにAppleが追加した機能なので、2モデルの差は購入時よりも広がったことになります。
利用するには条件があります。Apple Intelligenceを有効にしたiPhone 15 Pro以降と、iOS 26以降の組み合わせが必要です。

使うシーンは限られますが、対応するかしないかの差は大きいです。
海外旅行に行く予定がある人や、外国語を話す相手とやり取りする人にとっては非常に便利な機能になります。
バッテリー駆動時間
仕様上の再生時間は次の通りです。
| イヤホン単体 | ケース込みの合計 | |
|---|---|---|
| ノイズキャンセリング非搭載 | 最大5時間 | 最大30時間 |
| ノイズキャンセリング搭載(オフ時) | 最大5時間 | 最大30時間 |
| ノイズキャンセリング搭載(オン時) | 最大4時間 | 最大20時間 |
ノイズキャンセリング搭載モデルもノイズキャンセリングをオフにすれば、非搭載モデルとまったくです。
そのため、「電池持ちを優先してノイズキャンセリング非搭載モデルを選ぶ」というのは判断の基準にはなりません。
ただし、実際に使っていて困る場面はあります。
私は室内中心の使い方ですが、ノイズキャンセリングをオンにしたまま長時間の作業をしたり、通話を続けたりすると、バッテリーが切れることが何度かありました。
オン時は単体で最大4時間なので、数字の通りではあるのですが、集中していると想像以上に早く来ます。

長時間の作業や通話をしていると、思ったよりもすぐに切れます。
対策としては、ノイズキャンセリングが要らない場面ではオフにしておくことと、席を立つタイミングでこまめにケースに戻すことです。
なお、ノイズキャンセリングをオンにしたまま長時間使いたいなら、AirPods Pro 3という選択肢が出てきます。
充電方法
ノイズキャンセリング搭載モデルは、USB-C、Apple Watch充電器、QI充電の3つに対応しています。
一方、非搭載モデルはUSB-Cの有線充電のみです。
どちらもUSB-Cケーブルで充電すれば変わらないですが、ワイヤレス充電に対応しているかで使い勝手が大きく変わってきます。

ワイヤレス充電で手軽に充電できます。
この充電方法の違いが、ノイズキャンセリング機能の有無の次に大きな違いです。
特にMagSafe充電器やQi充電器をすでに机の上に置いている人なら、置くだけで充電できる差は毎日効いてきます。
ケースのスピーカー
AirPods 4は2モデルとも探すアプリに対応しています。
万が一AirPodsを落としてしまっても、探すアプリで位置を把握することができます。
ノイズキャンセリング搭載モデルには、ケースにスピーカーを内蔵しているため、iPhoneから音を鳴らして探すことが可能です。

音を頼りにAirPodsを探せます!
一方で非搭載のモデルにはケースにスピーカーを搭載していないため、探すアプリで大まかな位置を把握して自分で探す必要があります。
ノイズキャンセリング搭載モデルは、ケースにスピーカーを搭載していることによって、AirPodsを無くしてしまっても探しやすくなっているのがメリットです。
ソファの隙間に落としたときのような、位置情報だけでは詰められない場面で差が出ます。
値段
ノイズキャンセリング搭載モデルは32,800円、非搭載モデルは23,800円となっています。
価格差は9,000円です。 2026年7月18日にAppleが日本国内の価格を改定し、非搭載モデルが21,800円から23,800円へ、搭載モデルが29,800円から32,800円へそれぞれ値上がりしました。
搭載モデルの上げ幅の方が大きかったため、価格差も8,000円から9,000円に広がっています。

価格差が1,000円広がりましたが、結論は変わりません。
この9,000円で増えるのは、ノイズキャンセリング・外部音取り込み・適応型オーディオ・会話検知・ライブ翻訳・ワイヤレス充電・ケースのスピーカーです。
なお、ここで挙げているのはApple公式ストアの価格です。
AmazonをはじめとするネットショップではAppleより安く売られていたり、ポイント還元で実質価格が下がっていたりすることがあります。
購入前に一度、実売価格を確認しておくことをおすすめします。
ノイズキャンセリング搭載モデルと非搭載モデル、どっちを買うべき?

利便性を考えると、価格差はあるがノイズキャンセリング搭載モデルがおすすめ!
しかし、家でしか使用しないなど、ノイズキャンセリングが不要な場合は非搭載モデルもあり。
AirPods 4は、9,000円の価格差はありますが、基本的にノイズキャンセリング搭載モデルがおすすめです。
| ノイズキャンセリング搭載がおすすめ | 非搭載で十分 | |
|---|---|---|
| 使う場所 | 電車・カフェ・オフィスなど外でも使う | 静かな自宅や自室だけ |
| 聴き方 | 音楽や動画に集中したい | 家事や作業の「ながら聴き」が中心 |
| 充電 | 置くだけで充電したい | ケーブルを挿すのが苦にならない |
| 予算 | 32,800円まで出せる | 23,800円に抑えたい |
| ライブ翻訳 | 使う予定がある | 使う予定はない |
ノイズキャンセリング搭載モデルがおすすめな人
上の表で「ノイズキャンセリング搭載がおすすめ」側に1つでも当てはまるなら、搭載モデルがおすすめです。
インナーイヤー型でありながら、強力なノイズキャンセリング機能を搭載しているため、周囲の音をカットして自分だけの空間を作ることができます。
私は1年半使っていますが、これがインナーイヤー型で手に入るという点がかなり大きいと感じています。。
インナーイヤー型でありながら、強力なノイズキャンセリング機能を搭載しているため、周囲の音をカットして自分だけの空間を作ることができます。

ノイズキャンセリングを搭載しているのは大きいです。
また、Apple Watchの充電器やワイヤレス充電に対応しているため、手軽に充電ができるのも大きなメリットです。
ケースにスピーカーが入っていて紛失時に音で探せることや、ライブ翻訳が使えることも搭載モデルだけの利点になります。
ノイズキャンセリング非搭載モデルで十分な人
静かな場所でしか使わず、ながら聴きが中心なら、非搭載モデルで十分です。
インナーイヤー型はもともと耳を密閉しないので、ノイズキャンセリングを使わない前提なら、聴こえ方そのものは2モデルで変わりません。
H2チップも空間オーディオもIP54等級の防塵・耐汗耐水性能も共通です。
家族の呼びかけに気づきたい、インターホンを聞き逃したくない、といった使い方なら、むしろノイズキャンセリングは必要ありません。
ただし、外でも使う可能性が少しでもあるなら、ノイズキャンセリング搭載モデルにしておいた方が後悔は少ないです。
AirPods 4(ノイズキャンセリング搭載)とAirPods Pro 3、どっちを買うべき?
ノイズキャンセリングの性能だけで選ぶならAirPods Pro 3が圧倒的に上です。
ただしイヤホンの形状が違うので、単純な優劣では比較できません。
価格はAirPods Pro 3が42,800円、ノイズキャンセリング搭載AirPods 4が32,800円で、差は10,000円です。
ノイズキャンセリング搭載モデルを検討している時点で、この10,000円をどうするかは一度は考えることになると思います。
私は両方持っていますが、ノイズキャンセリングの効きはAirPods Pro 3が明らかに上です。

ノイズキャンセリングの性能差は、はっきり分かります。
しかし、これは形状の違いが大きいです。
AirPods Pro 3はイヤーチップで耳を塞ぐカナル型、AirPods 4は耳に載せるインナーイヤー型です。
カナル型の圧迫感が苦手な人にとっては、AirPods Pro 3の強力なノイズキャンセリングは選ぶ理由にはなりません。
分かれ目になるのは装着感です。
耳が塞がれる感覚が苦手なら、AirPods 4が向いています。装着感が合わないイヤホンは、性能がどれだけ高くても使わなくなる可能性が高いです。
もう1つ気にしておきたいのがバッテリーです。
AirPods 4はノイズキャンセリングをオンにすると単体で最大4時間、AirPods Pro 3は最大8時間なので倍近く差があります。
オンにしたまま長時間の作業や通話をする使い方なら、この差はそのまま日々のストレスの差になります。
FAQ
Q. ノイズキャンセリングなしのAirPods 4でも、周りの音は多少小さくなりますか?
いいえ、機能としては小さくなりません。非搭載モデルにはノイズキャンセリングも外部音取り込みモードも搭載されていないので、聞こえ方は普通のインナーイヤー型イヤホンと同じです。音楽を流している間は相対的に周囲が気になりにくくなりますが、それは遮音とは別の話です。
Q. ライブ翻訳はノイズキャンセリングなしのAirPods 4でも使えますか?
使えません。AirPods 4でライブ翻訳に対応しているのは、ノイズキャンセリング搭載モデルのみです。利用にはApple Intelligenceを有効にしたiPhone 15 Pro以降とiOS 26以降が必要で、日本語での利用はiOS 26.1以降にベータ版として対応しています。
Q. ノイズキャンセリングをオンにしたままだと、バッテリーはどのくらい持ちますか?
イヤホン単体で最大4時間、ケース込みで最大20時間です。私も室内で使っていますが、オンのまま長時間の作業や通話を続けると切れることがあります。休憩のたびにケースへ戻しておけば、5分の充電で約1時間再生できるので実用上は困りません。
Q. ノイズキャンセリング搭載AirPods 4とAirPods Pro 3では、どのくらい差がありますか?
ノイズキャンセリングの性能はPro 3が明確に上で、Appleはノイズキャンセリング搭載AirPods 4の最大4倍としています。ただしPro 3はカナル型、AirPods 4はインナーイヤー型なので、装着感の好みが合わない場合は性能差だけで選ばない方がいいです。価格差は10,000円です。
基本的にはノイズキャンセリング搭載モデルがおすすめ!

今回はAirPods 4のノイズキャンセリング搭載モデルと非搭載のモデルのスペックを比較し、どっちを買うべきかを紹介してきました。
AirPods 4は2モデル用意されていますが、ノイズキャンセリングを搭載の有無は使い勝手に影響してくる非常に大きな違いです。

ノイズキャンセリングは日々の使い勝手に大きく影響してきます。
また、ノイズキャンセリング搭載モデルは、ワイヤレス充電に対応しているため、手軽に充電ができるのも大きなメリットになります。
発売後に追加されたライブ翻訳も搭載モデル限定なので、2モデルの差はむしろ広がりました。
価格差は9,000円に広がりましたが、結論は変わりません。
使う場所が自宅だけと決まっているなら非搭載モデル、それ以外なら搭載モデルです。
1年半使ってきた私としては、インナーイヤー型でノイズキャンセリングが使えることがAirPods 4のメリットだと思っているので、明確な理由がない限りはノイズキャンセリング搭載モデルをおすすめします。






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