Apple Musicが対応した、ハイレゾロスレスを聴くにはDACが必要になります。
しかし、DACは高額なものが多くなかなか手が出せないですよね。
モバイルバッテリーなどで有名なAnkerから、ハイレゾロスレスに対応していながら、安く買うことができるDACが発売されました。
今回はそのAnkerの「USB-C & 3.5 mm オーディオアダプタ」を紹介します。
Anker USB-C & 3.5 mm オーディオアダプタをレビュー!
製品の特徴
Anker USB-C & 3.5 mm オーディオアダプタの一番の特徴は、価格は抑えられているものの、最大で96kHZ / 24bitのハイレゾに対応していることです。
気軽にハイレゾを楽しむことができます!
最近Apple Musicが対応したハイレゾロスレスは、最大で192kHz / 24 bitなので最大解像度で聞くことはできませんが、現状ハイレゾロスレスに対応している楽曲のほとんどは96kHZ / 24bitまでです。
そのため、ハイレゾに対応している曲でもほとんどは高解像度で十分に楽しむことができます。
また、入力はUSB-Cになっているため、iPad Proなどではイヤホンジャックの変換アダプターにもなります。
外観
早速、外観を紹介していきます。
箱はいつものAnkerらしい、白と青い箱です。
本体はケーブルタイプでコンパクトになっています。
こんなにコンパクトなのに、24bit / 94kHzに対応しているため、ハイレゾを聴くことができるようになります。
ケーブルは、編み込み素材になっていて耐久性がありそうです。
デバイスに接続する端子はUSB-Cになっているため、iPad ProやiPad Airでそのまま使うことができます。
Apple純正の「USB-C – 3.5 mmヘッドフォンジャックアダプタ」と比べると、長さが少し長くなっています。
接続
Apple Musicのハイレゾロスレスを聴くためには、事前に設定をしておく必要があります。
>> 【iPad】Apple Musicでハイレゾを聴く!設定方法と必要なもの
入力端子がUSB-Cのため、基本的にはiPhoneでは使うことはできず、iPad ProやiPad Airで使うことになります。
iPad Proと接続してみます。
USB-C側をiPad Proに接続し、オーディオ端子をヘッドホンに接続します。
特にアプリなどのダウンロードの必要はなく、本体をiPadに接続するだけで使うことができるようになります。
音楽を再生すると、問題なく音楽を聴くことができました。
USB-C搭載のMacBook Airでも問題なく使えます。
しかし、Macの場合は内蔵のイヤホンジャックで32bit / 94kHzまで出すことができます。
>> 【Mac】DACなしでApple Musicのハイレゾロスレスを聴く方法
使ってみて感じたこと
ここからは、実際に使ってみて感じたことを3つ紹介します。
音の解像度が上がる
Anker USB-C & 3.5 mm オーディオアダプタは96kHZ / 24bitに対応しているので、ハイレゾで聴くことができます。
96kHZ / 24bitに対応しているのもあり、実際に純正のオーディオアダプターと聴き比べてみるとAnkerのオーディオアダプターの方が解像度があるように聞こえます。
48kHz / 24bitまでの純正と比べると劇的な差はないものの、綺麗な音で音楽を楽しむことができます。
ケーブルの耐久性がありそう
まだ使い始めたばかりなので言い切れないですが、ケーブルの耐久性は高そうです。
ケーブルの素材は、Ankerの充電ケーブルで良くある編み込み素材になっていています。
太く、素材もしっかりしているので少なくとも純正のオーディオアダプターと比べると耐久性があると思います。
イヤホンのリモコンで音量の調節はできない
EarPodsなどは、イヤホンのケーブル部分に音量の調節ボタンがついています。
しかし、Ankerのオーディオアダプターを使うとこのような音量の調節ボタンは使えなくなってしまいます。
純正のオーディオアダプターなら問題なく音量の調節はできます。
とはいえ、iPad本体の音量ボタンからの調節は普段通りできるので、本体が近くにある時はあまり気になりません。
気軽にハイレゾが楽しめる!
今回はAnker USB-C & 3.5 mm オーディオアダプタを紹介してきました。
音質はどうしても好みがあるので、評価が分かれてしまいますが、十分綺麗な音で聴くことができます。
Apple Musicが対応したハイレゾロスレスを聴くためにはDACが必要ですが、高額なものが多いです。
しかし、Ankerのオーディオアダプターなら96kHz / 24bitまでですが、安く購入することができ、気軽にハイレゾロスレスを楽しむことができます。
また、ハイレゾを聴かない人でも、純正のオーディオアダプターよりも耐久性が優れていそうなので、USB-Cをイヤホンジャックに変換するアダプターを探している人にも最適です。
安く、気軽にハイレゾを試すことができるので、定着するかわからないけどハイレゾで聴いてみたい人におすすめのオーディオアダプターです。
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