Apple Musicで音楽をカラオケのように楽しめる「カラオケモード(Apple Music Sing)」は、自宅でも気軽に歌える便利な機能です。
しかし、「マイクアイコンが表示されない」「ボーカル音量が調整できない」といったシーンに遭遇した方も多いと思います。
Apple Musicのカラオケモードは、デバイスやOS、楽曲の仕様など、いくつか使えない原因があります。
今回は、Apple Musicカラオケモードができない理由と、機能を使うための方法を紹介します。
Apple Musicのカラオケモードとは?

Apple Musicには、「Apple Music Sing」というカラオケ機能が搭載されています。
歌詞を見ながら自分のペースで歌えるだけでなく、ボーカルの音量を調整したり、デュエットのように歌ったりと、自宅でも気軽にカラオケ気分を楽しめるのが特徴です。
Apple Music Singの基本機能や対応デバイスとOS、対応楽曲の見分け方を紹介します。
Apple Music Singの基本機能
Apple Music Singでは、以下のような機能が用意されています。
曲中のボーカル音を自由に調整ができるので、この機能を利用して、自宅でもカラオケのように楽しめます。
歌詞も音に合わせて一語ずつハイライト表示されるため、本物のカラオケのように歌うことができます。
また、楽曲によってはバックボーカルのパートが別表示されるものもあるため、複数人で歌うことも可能です。
利用できるデバイスとOS
Apple Music Singを利用するには、対応デバイスとOSの条件を満たしている必要があります。
対応OSはiOS 16.2、iPadOS 16,2以降で、対応デバイスは以下のとおりです。
デバイスが対応していても、OSが古い場合は利用できないため、設定アプリからOSのアップデートをする必要があります。
対応している楽曲の見分け方
Apple Music Singは、すべての楽曲に対応しているわけではありません。
楽曲が対応しているか見分けるには、以下の2点をチェックしてみてください。
上記2つを満たしている楽曲は、Apple Music Singを使うことができます。
歌詞表示ができてもマイクアイコンが出ない場合は、その楽曲が対応していません。
その場合は、対応している別の楽曲を探す必要があります。
Apple Musicカラオケモードができない主な原因
Apple Music Singが使えないときは、いくつかの原因が考えられます。
ここからは、考えられる原因を4つ紹介します。
デバイスが非対応
Apple Music Singは、Apple Musicの再生ができるすべてのAppleデバイスで利用できるわけではなく、利用できるデバイスが限られています。
古い機種ではApple Music Singが利用できないため、マイクアイコンが表示されません。

例えば、iPhone XS以前やiPad 第8世代以前は非対応です。
使用しているデバイスがApple Music Singに対応しているかどうかを、この記事の前半で紹介した対応機種で確認してみてください。
OSが古い
デバイスが対応していても、iOSやiPadOSのバージョンが古い場合は、Apple Music Singを利用することができません。
対応しているバージョンは以下の通りです。
OSのバージョンが古い場合は、設定アプリから「ソフトウェアアップデート」を行う必要があります。
対応していない楽曲を再生している
Apple Music Singは、すべての楽曲に対応している訳ではありません。
歌詞表示画面でマイクアイコンが表示されない場合は、その楽曲がApple Music Singに対応していない可能性が高いです。

楽曲が対応していないと、カラオケモードは使えません。
この場合は、別の楽曲を再生してみて、マイクアイコンが表示されるかを確認してみてください。
なお、Apple Music上では、Sing対応のプレイリストが用意されているので、そこから探すのもおすすめです。
カラオケモードを有効にする方法と確認手順
Apple Music Singは、対応しているOSを搭載した対応デバイスならすぐに使い始めることができます。
ここからは、iPhoneやiPadでApple Music Singを有効にする手順と、マイクアイコンが表示されない場合の対処法を紹介します。
iPhone・iPadでのApple Music Singを使う方法
iPhoneやiPadで、Apple Music Singを使う方法は以下の通りです。
- Musicアプリから、Apple Music Singを利用したい楽曲を再生する
- 歌詞を表示する
- マイクアイコンをタップする
- ボーカルの音量を調整する
Apple Music Singを利用したい楽曲を再生したら、画面左下にある吹き出しアイコンをタップし歌詞を表示します。

歌詞の右下に表示されている、マイクアイコンをタップします。

マイクアイコンをタップし、上下にスライドすると、ボーカルの音量を調整することができます。

マイクアイコンが出ないときの対処法
マイクアイコンが表示されない場合は、以下を確認してみましょう。
楽曲が対応しているかチェックしよう

今回は、Apple Musicカラオケモードができない理由と、機能を使うための方法を紹介してきました。
Apple Music Singを利用するには、対応デバイス・対応OSが必要なだけでなく、再生する楽曲がSingに対応しているかが重要です。
マイクアイコンが表示されない場合は、Singに対応していない楽曲なため、カラオケモードを使用することはできません。

楽曲が対応していないと使えません。
まずは歌いたい曲が対応しているかを確かめるために、楽曲を再生し、マイクアイコンが表示されるかを確かめてみてください。
楽曲が対応していれば、自宅で気軽にカラオケを楽しむことができます。
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