最近、iPadをパソコンのように使う人が増えてきましたが、パソコンのように使う上で避けて通れないのがファイル管理です。
作成したファイルは後から探しやすいように、日付をつけることが多いですが、毎日やっていると入力ミスがないか確認したり、日付を確認したりと手間がかかってしまいます。
iPadでは「きょう」と入力すると、その日の日付が変換候補に表示されますが、「2021/08/31」や「2021年8月31日」など文字や記号が入ってしまいます。
できれば、文字や記号なしで簡単に入力できるようにしたいですよね。
ショートカットを使えば「20210831_」のように文字や記号なしでワンタップでクリップボードにコピーすることができます。
今回はショートカットを使って、現在の日付をワンタップでコピーする方法を紹介します。
ワンタップで日付をコピーするショートカット
iPhoneやiPadに最初から入っているショートカットアプリを使って、現在の日付をワンタップでコピーする方法を紹介していきます。
ダウンロード
ショートカットをダウンロードするためには、ショートカットアプリをダウンロードする必要があります。
最初から入っているアプリですが、削除してしまった場合はApp Storeからダウンロードし直すことで使うことができます。
「日付をクリップボードにコピー」ショートカットは以下のリンクからダウンロードすることができます。
設定アプリから「信頼されていないショートカットを許可」をオンにしないとダウンロードすることができません。
>> 【iPhone/iPad】信頼されていないショートカットを許可をオンにする方法
無事にダウンロードすることができたら、使うことができます。
使い方
ダウンロードをすることができたら、早速使ってみましょう!
使い方は簡単です。
ショートカットアプリを起動し、ショートカット一覧の中から今回の「日付をクリップボードにコピー」を探し、タップしてショートカットを実行します。
ショートカットを実行すると、クリップボードに現在の日付がコピーされます。
後はこのまま、ファイル名を入力する画面でペーストをすると、文字や記号がついていない日付が入力されます。
ファイル名をつける時に使うことを想定しているので、日付の最後に「 _ 」がついています。
必要ない場合はショートカットから、以下の部分から右端の「 _ 」を削除してください。
ショートカットを使いやすくする
しかし、このままではショートカットを使うにはショートカットアプリを起動しないといけません。
日付を入力したくなったときに、毎回ショートカットアプリを起動するのはめんどくさいですよね。
ここからは、ショートカットを実行しやすくなる3つの方法を紹介します。
ホーム画面
ホーム画面にショートカットを配置すれば、アプリを起動するのと同じようにホーム画面からショートカットを実行できるようになります。
ショートカットの右上に表示されている3点リーダーをタップします。
画面右上の共有ボタンをタップし、表示される共有メニューに「ホーム画面に追加」があるのでタップします。
ホーム画面に表示するアイコンと名前を入力します。
好きな写真を設定することもできます!
入力ができたら「追加」をタップします。
これで、ショートカットをホーム画面に配置することができ、アイコンをタップすることによってショートカットが実行されます。
フルキーボードアクセス
キーボードを使って作業をすることが多い方は、フルキーボードアクセス機能を使ってショートカットを実行するのがおすすめです。
- 1設定アプリから「アクセシビリティ」を開く
- 2「キーボード」を選択
- 3「フルキーボードアクセス」を選択してオンにする
フルキーボードアクセスをオンにできたら、「コマンド」をタップします。
キーボードショートカットをカスタマイズできるようになるので、「SIRIショートカット」から今回の「日付をクリップボードにコピー」を探してタップします。
ショートカットを実行したいキーボードショートカットを2回入力します。
これで設定したキーボードショートカットでショートカットを実行できるようになり、日付を一瞬でコピーできるようになります。
AssistiveTouch
AssistiveTouchをオンにすると、画面上に黒いボタンが常に表示されるようになります。
このAssistiveTouchもショートカットを割り当てることができます。
- 1設定アプリを開く
- 2「アクセシビリティ」を選択
- 3「タッチ」を選択
- 4「AssistiveTouch」を選択
- 5「AssistiveTouch」のスイッチをオンにする
オンにすることができたら、「シングルタップ、ダブルタップ、長押し」の中からショートカットを実行するときに行うジェスチャーを選択します。
割り当てられるショートカットの一覧が表示されるので、「日付をクリップボードにコピー」を探して選択します。
これで設定した通りにAssistiveTouchをタップするとショートカットが実行され、現在の日付がクリップボードにコピーされます。
日付を入力する手間がなくなる!
今回はショートカットを使って、ワンタップで現在の日付をクリップボードにコピーする方法を紹介してきました。
キーボードで「きょう」と入力しても表示されない、文字や記号なしの日付もショートカットを使うことで一瞬でコピーすることができるようになります。
ファイル名に日付を入力する時も日付を確認する必要もなく、ワンタップで現在の日付がコピーされます。
日付を入力する手間がなくなるので、ファイル名に日付を入力する機会が多い方はぜひ使ってみてください!
Macでも同じような日付をコピーするショートカットを紹介しているので、Macを使っている方はぜひこちらもご覧ください。
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