無印iPadとiPad miniは、iPadシリーズの中では比較的安く購入することができるので、初めてのiPadにも最適です。
しかし、画面サイズが違うのでどっちを買えばいいのか悩みますよね。
見た目は似ていますが、無印iPadとiPad miniは画面サイズ以外にも違いがあります。
今回は無印iPadとiPad miniの違いを比較した上で、どちらを買うべきかを紹介します。
どっちを買うべき?
最初に無印iPadとiPad mini、どちらを買うべきかを紹介します。
コスパが高いのは無印iPad、小さくて持ち運びがしやすいのがiPad miniです。
無印iPadとiPad miniのスペックはほぼ同じなので、画面サイズで選ぶことになります。
iPad(第8世代)とiPad mini(第5世代)の違い
無印iPadとiPad mini、それぞれを買うべき人を紹介しました。
ここからは、iPadの使い勝手に影響してくる違いを6つ、紹介していきます。
チップ
無印iPad ・・・ A12 Bionicチップ
iPad mini ・・・ A12 Bionicチップ
iPadを選ぶ上で一番違いが気になるのは、iPadの性能を決めるチップの違いですよね。
無印iPadとiPad miniは両方ともA12 Bionicチップという同じチップを搭載しています。
iPhoneで言うと、iPhone XSやiPhone XRと同じものが入っています。
一番新しいのは、A14 Bionicチップなので2世代の差がありますが、A12 Bionicチップでも高性能です。
iPadでできることは基本的にサクサクこなせます!
イラスト制作から動画編集までサクサクとこなすことができます。
無印iPadとiPad miniは処理速度は同じなので、これ以外の違いで選ぶことになります。
画面サイズ
無印iPad ・・・ 10.2インチ
iPad mini ・・・ 7.9インチ
無印iPadとiPad miniの違いで一番わかりやすく、大きな違いは画面サイズです。
無印iPadは今までよくあったiPadサイズから少し大きくなり、10.2インチの画面になっています。感覚としては、B5サイズのノートと同じぐらいのサイズです。
iPad miniはiPadでは一番小さい、7.9インチの画面サイズです。ちょうど手帳ぐらいの大きさになっています。
無印iPadとiPad miniの一番の違いはこの画面サイズなので、どっちの画面サイズがいいかで選ぶのがいいと思います。
画面サイズが一番大きい違いです!
持ち運び用でiPadが欲しいのならiPad mini、それ以外の人は無印iPadがおすすめです。
iPad miniは最近のスマホが大型化しているのもあり、スマホと用途が分づらい玄人向けのiPadです。
無印iPadはiPadの定番のサイズなので、誰にでも使いやすいサイズになっています。
重さ
無印iPad ・・・ 490 g
iPad mini ・・・ 300.5 g
画面サイズも影響して、重さはiPad miniの方が軽くなっています。
無印iPadとiPad miniの重さの差は、およそ缶コーヒー1本分くらいです。
この差がどれだけ大きく感じるかは人によって変わってきますが、軽いのでiPad miniの方が持ち運びに向いています。
iPad miniはこの軽さもあって、片手で持つことができます。外でサッと取り出して使うのに便利です。
無印iPadは画面サイズも大きいので、片手で長時間持つのは少し厳しいです。
画面サイズと同じですが、外で使いたい場合には軽くて使いやすいiPad miniの方が優れています。
容量
無印iPad ・・・ 32 〜 128 GB
iPad mini ・・・ 64 〜 256 GB
無印iPadとiPad miniでは選べる容量も変わってきます。
無印iPadは最近のiPhoneよりも容量が少ない32GBからになっています。
最近のアプリは高機能なものが増えているので、ダウンロードするのにたくさんの容量が必要です。
32GBでは足りなくなってしまう可能性が高いので、無印iPadの場合は128GBがおすすめです。
>>無印iPadは32GBでも足りる?後悔しない容量の選び方
iPad miniはiPhone 12シリーズと同じで64GBから選ぶことができます。
調べ物をしたり動画を見るだけなら64GBでも足りるかもしれないですが、たくさんアプリを入れたい場合は64GBでは足りなくなってしまうことがあります。
どのくらい写真やアプリを入れた以下によって変わってきますが、基本的にはどちらも容量が大きい方を選んでおいた方が長く使うことができます。
フルラミネーションディスプレイ
無印iPad ・・・ フルラミネーションディスプレイ 対応
iPad mini ・・・ フルラミネーションディスプレイ 非対応
iPad miniと比べると、無印iPadは画面が少し奥まっているように感じます。
フルラミネーションディスプレイに対応していると、本体のガラスと液晶の黒い隙間が狭くなり画面が近くなっています。
普段使っている時は、この違いがあっても使い勝手に影響することがありません。
しかしApple Pencilを使う場合は、対応していないと画面が遠く感じ、細かい操作がしにくくなったりと違和感を感じることがあります。
この差が気になるのかは人それぞれです。これは気になるかは、実際にお店で触ってみるのがおすすめです。
Smart Keyboard
無印iPad ・・・ Smart Keyboard 対応
iPad mini ・・・ Smart Keyboard 非対応
iPadをよりパソコンのような使い勝手にしてくれる、Smart KeyboardはiPad miniには非対応です。
画面サイズ的に、専用のキーボードを作るのは難しいのかもしれませんね…
無印iPadはSmart Keyboardをつけて、パソコンのように使うことができます。
Smart Keyboardはペアリングをする手間がないのがメリットですが、無印iPadもiPad miniもBluetoothのキーボードは使うことができます。
ペアリングの手間が気にならないのなら、どっちを選んでもBluetoothキーボードでタイピングをすることができます。
どちらもトラックパッドがついた純正のキーボード、Magic Keyboardには非対応です。
>>どっちを買うべき?Magic KeyboardとSmart Keyboard Folioの違いを比較!
値段
無印iPad ・・・ 38,280 円から
iPad mini ・・・ 50,380 円から
どちらもWi-Fiモデルの最低容量のものを書いているので、容量を増やしたりしたらこれよりも値段は上がります。
iPad miniは発売してから少し時間が経ってしまっているため、スペックの割に他のiPadよりも少し割高に感じてしまいます。
持ち運びがしやすいのがiPad miniの魅力なので、持ち運んでどこでも使いたい場合は値段以上の活躍をしてくれます。
無印iPadはiPad miniと同じチップを搭載していながら画面サイズも大きく、かなりコスパの高いモデルです。
とにかく安くてコスパがいい機種が欲しい場合は、無印iPadが最適です。
持ち運びをするかで決めよう!
今回は無印iPadとiPad miniの違いを比較してきました。
改めてどっちを買うべきかをまとめると以下の通りです。
iPad miniは他のiPadには無いサイズ感が魅力なので、iPadをどこでも持ち運んで使いたい場合に適しています。
無印iPadはiPadシリーズの中でも、一番値段が抑えられていてスペックもそこそこ高いので、コスパがいいモデルが欲しい人や初めて買う人に向いています。
画面サイズは違いますが、チップの性能が同じなのでできることは同じです。
細かい違いはありますが、どっちの画面サイズが使いたいかで無印iPadがいいかiPad miniがいいかが変わってきます。
コメント