最初のApple Silicon搭載機種の1つとして発売されたのが、MacBook Airです。
M1チップを搭載したMacは、発売当初から高いパフォーマンスと消費電力の少なさで話題になりました。
私もノートパソコンが必要になったため、発売してから数ヶ月経った後に購入して使っていました。
今回はM1 MacBook Airをしばらく使ってみて感じたことを紹介していきます。
M1 MacBook AIrを使ってみて感じたこと
基本的なスペックが外観などは、いろんな方がレビューしているので、この記事では早速使ってみて感じたことを紹介していきます。
M1 MacBook Airを使ってみて感じたことは全部で8つあります。
何をしても動作がサクサク
M1 Macの一番の特徴であり、メリットのがスペックが高いことです。
いろんな方のレビューでも一番最初に取り上げられていますが、M1 MacBook Airは何をしても動作がサクサクです。
M1 MacBook Airは現行のMacBookの中では一番安く買えるのに、今までのMacBookと比べても一番速いみたいです。
スリープからの復帰やアプリの起動など、あらゆる動作が今までのMacよりも速くなっています。
Safariやメモなどの純正アプリは、iPhoneのようにすぐに起動します。
すでにApple Siliconに対応した、XcodeやAffinity Photoなどの重いアプリでも、Intelチップが入ってるMacと比べるとかなり短時間で起動します。
今まで、重いアプリの起動は時間がかかるので使えるようになるまでしばらく待っていましたが、M1 MacBook AirはiPhoneのようにすぐにアプリが使えるようになります。
アプリの起動が速いと、すぐにやりたいことを始められるので、考えていることや思いついたアイデアをすぐに形することができるようになります。
iPad以上のバッテリー持ち
M1 MacBook Airはほとんどの動作が快適に動き、スペックがかなり高いですがバッテリー持ちも良いです。
手元にないので、他のノートパソコンとの比較はできませんが、私の体感ではiPadよりもバッテリーが長く持っているように感じます。
文章を書いたり、軽い写真編集をするくらいなら、ずっと使っていてもバッテリーは1日持ちます。
そのため、M1 MacBook Airは1日に1回、寝るときに充電をしておけば、他の時間はバッテリー残量を気にしなくて大丈夫になります。
充電器を持ち運ぶ必要も少なくなります。
バッテリー残量を気にしなくて良くなるので、電源がない場所でも集中して作業をすることができます。
広色域(P3)にも対応した綺麗なRetinaディスプレイ
M1 MacBook Airは標準色(フルsRGB)から、今まで対応していなかった広色域(P3)に対応しました。
最大輝度以外はMacBook Proとほぼ同じのディスプレイを搭載しています。
広色域(P3)に対応したことによって、色の表現の幅が広くなり、写真編集などを正確な色で編集をすることができるようになりました。
これまで通りRetinaディスプレイを搭載しているため、画面のピクセルを見ることができないほど細かく、綺麗な画面になっています。
綺麗なディスプレイを写真編集などはもちろん、文字入力でも目が疲れにくく、長時間作業できるようになります。
静かなファンレス設計
MacBook Airは今まで冷却用のファンを搭載していましたが、今回のM1 MacBook Airはファンレス設計になりました。
ファンの音がしないため、高負荷をかけても静かに使うことができます。
ファンレスだと排熱が心配になる人もいるかもしれないですが、M1チップはほとんど熱を持たず、使っていて熱いと感じることはありませんでした。
ファン付きのM1 MacBook Proにしても、ファンはほとんど回らないそうです…
高負荷をかけてもあまり熱くならず静かなため、周りを気にしなくて良くなり、自分も音を気にすることなく作業に集中することができます。
Wi-Fi6に対応
iPhone 11やiPad Proなどが対応していたWi-Fi6は、今回のMacBook Airでも対応しました。
ルーターなどもWi-Fi6に対応したものを用意する必要がありますが、今までと比べるとWi-Fiでもより速く通信をすることができるようになります。
もちろん、これまでのWi-Fi規格も使えるので、最新の規格にこだわらなければルーターを買い換える必要はありません。
Wi-Fi6で通信することによって、Webサイトの読み込みなどはもちろん、動画などの重いファイルのダウンロードも短時間でできるようになりました。
読み込みやダウンロードが速くなることによって、待ち時間が短くなります。
スリープからの復帰が爆速
M1 MacBook AIrはスリープからの復帰も爆速です。
Intelのチップが入っているMacはスリープ復帰に少し時間がかかりますが、M1チップならiPhoneやiPadのように一瞬で復帰します。
まるでiPhoneを使っているかのようです。
Apple Watchでロック解除できるようにしておけば、Touch IDの認証もする必要がなく開けた瞬間にすぐ使うことができます。
ほとんどのアプリは動く
Apple Siliconへの移行で一番懸念されていたのが、既存のアプリがしっかり動くかでした。
しかし、その心配は必要なく、実際に使ってみるとほとんどのアプリはサクサクと動きます。
まだApple Siliconに対応していないアプリでも、Rosetta2と通して今までと同じように全く違和感なく使うことができます。
PhotoshopやIllustratorなどのプロ向けのアプリの順次対応しているので、今後は高性能なApple Siliconをさらに活かすことができそうです。
ファンクションキーがある
MacBook Airはタッチバーがなく、ファンクションキーが搭載されています。
ファンクションキーに割り当てられている機能も、一部変更されています。
画面輝度の変更や音量の調節などは、今まで通りの位置に配置されています。
タッチバーではなく物理ファンクションキーがあることによって、キーボードを見ずに操作をすることができます。
ポートが少し使いにくい
メリットが多いM1 MacBook Airですが、唯一のデメリットはポートが少し使いにくいところです。
MacBook Airは左にUSB-Cのポートが2つ付いています。
ポートが2つだけなのは特に問題ないのですが、左側にしかないのが少し不便です。
充電しながら使いたい時は、左側からケーブルを引っ張ってこないと充電をすることができません。
また、ポートの感覚が狭いのでケーブルの先端が大きい周辺機器を繋げてしまうと、もう1つのポートに干渉してしまうことがあります。
2ポートでも、左右に振り分けて欲しかったなと感じました。
USB-Cポートが左側にしかなく、少し使いにくいのがM1 MacBook Airの唯一のデメリットです。
コスパが高く、ほとんどの人におすすめ!
今回はM1 MacBook Airをしばらく使ってみて感じたことを紹介してきました。
アプリの対応など、購入前は心配な点がいくつかありましたが、実際に使ってみるとほとんどのアプリがしっかりと動き、動作がサクサクでバッテリー持ちが良いという、間違いなく買ってよかったと言える製品でした。
ポートが少し使いにくいというデメリットはありますが、今発売しているM1のMacBookは全て同じポートになっています。
USB-Cハブをうまく使うことによってこのデメリットは解消でき、それよりも高いスペックやバッテリー持ちの良さなど、デメリット以上にメリットが多いです。
メリットが大きいので、ポートのデメリットはあまり気になりません!
今までのMacBookよりも安く、さらに性能も一番高いのでかなりコストパフォーマンスが高い製品です。
ほとんどのアプリがしっかりと動き、スペックも高く、バッテリー持ちも良いのでほとんどの人におすすめできるMacBookです。
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