2025年3月にApple公式サイトにて、M4チップを搭載したMacBook Airが発表されました。
新型MacBook Airは、最新のM4チップを搭載し、新色のスカイブルーが登場したのが特徴です。
また、最大メモリ容量が32GBになったり、MacBookを開いた状態でも2台の外部ディスプレイに出力できたりと、細かい点でも進化しています。
スペック面では進化していますが、デザインの変化はないため、具体的に何が変わったのか気になっている方は多いと思います。
今回は、M4 MacBook Airの基本スペックと進化ポイントを解説し、どんな人が買うべきかを紹介します。
M4 MacBook Airの基本スペック
まずは、M4 MacBook Airの基本スペックを表形式で簡単に紹介します。
項目 | M4 MacBook Air |
---|---|
チップ | M4チップ |
メモリ | 16GB、24GB、32GB |
ストレージ | 256GB、512GB、1TB、2TB |
画面サイズ | 13.6インチ |
カメラ | 12MP 超広角カメラ(センターフレーム対応) |
ポート | Thunderbolt 4 ×2、3.5mmオーディオジャック、MagSafe 3 |
カラーバリエーション | ミッドナイト、スターライト、シルバー、スカイブルー |
ワイヤレス | Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.3 |
M4 MacBook Airの進化ポイント

M4 MacBook Airの基本スペックを表形式で簡単に紹介してきました。
ここからは、M4 MacBook Airの進化ポイントを詳しく紹介していきます。
M4チップ搭載
新しいMacBook Airは、最新のM4チップが搭載されました。
M4チップになったことによって、コア数が増え、前モデルよりもパフォーマンスが向上しています。
また、Neural Engineが強化され、AIを活用した機能の処理能力が向上したのも特徴です。

Neural EngineはM3から大幅に強化されています。
M4 MacBook Airも、M3モデルと同様に、消費電力を抑えてバッテリー駆動時間を維持しながら、高いパフォーマンスで処理してくれます。
最大メモリ容量が32GBに
M3 MacBook Airでは、選択できるメモリは最大24GBまででした。
一方、M4 MacBook Airでは、最大メモリ容量が増え、32GBまで選択できるようになっています。
32GBメモリを選べるようになったことによって、より多くのアプリを同時に開いて作業をすることが可能です。

快適にマルチタスクを行えます!
特に、メモリを多く使用するAdobe製品などといった、クリエイティブアプリも長時間快適に作業することができます。
新色スカイブルーの追加
M4 MacBook Airは、これまでのミッドナイト、スターライト、シルバーに加えて、新色のスカイブルーが追加されました。
淡いブルーのカラーは、これまでのMacBookシリーズにはなかった色です。

これまでにはなかった色で新鮮です!
しかし、スカイブルーの追加によって、長年ラインナップにあった、スペースグレイは廃止となっています。
センターフレーム対応
M4 MacBook Airでは、12MPの超広角カメラを内蔵し、センターフレーム機能に対応しました。
センターフレーム機能は、ビデオ通話時に自動で人を画角の中に収めてくれる機能です。
人の動きを自動で追従してくれるため、ビデオ通話中に動いたとしても、常に画面の中心に映してくれます。
また、横に人が入ってきた場合も、それを検知し、2人が映るように画角を広くしてくれるのも特徴です。
最大2台の外部ディスプレイ出力に対応
M3 MacBook Airでは、クラムシェルモード(MacBookを閉じた状態)でのみ、2台の外部ディスプレイ出力に対応していました。
一方で、M4 MacBook Airは、MacBookの画面を開いた状態でも、2台の外部ディスプレイに出力ができるようになりました。

開いた状態でも2台出力できます!
クラムシェルモード時でなくてもよくなったため、外部ディスプレイに繋いでいても、MacBookのカメラやスピーカーを使用できます。
MacBookのディスプレイを含めると最大3台のディスプレイで作業ができるため、これまでよりも効率的にマルチタスクを行うことが可能です。
M4 MacBook Airを買うべき人/買うべきでない人

M4 MacBook Airの進化ポイントを紹介してきました。
これまで紹介してきた内容を踏まえ、M4 MacBook Airを買うべき人と買うべきでない人を紹介します。
買うべき人
M4 MacBook Airは、一番安いMacBookでありながら、ほとんどの作業を快適に行えるスペックを持っているため、多くの人におすすめできるMacBookです。
Officeソフトを使った一般的な作業や、写真編集や動画編集などのクリエイティブ用途まで快適に行うことができます。

幅広い用途で使えます!
特に、M1以前のMacBook Airを使っている人にとっては、M2以降の新しいデザインやスペックの向上を体感できます。
また、新色のスカイブルーに魅力を感じる人にとっては、M4 MacBook Airはデザイン面でも大きな魅力があるモデルです。
買うべきでない人
M2 / M3 MacBook Airを持っている人 にとって、M4チップによる性能向上はあるものの、日常使いでは体感できるほどの大きな違いを感じにくい可能性があります。
そのため、すでにM2 / M3モデルを持っている場合、買い替えの必要性は低いです。

M2 / M3 MacBook Airを持っている人は違いを感じにくいです。
また、MacBook Airはファンレス設計のため、長時間の高負荷作業には向いていません。
長時間の動画編集や3Dレンダリングなどを行う人は、ファンがついていてより高性能なMacBook Proの方がおすすめです。
新色スカイブルーと32GBメモリが魅力!

今回は、M4 MacBook Airの基本スペックと進化ポイントを解説し、どんな人が買うべきかを紹介してきました。
M4 MacBook Airは、新しいM4チップを搭載し、新色のスカイブルーが追加されたのが大きな特徴です。
また、最大32GBメモリを選べるようになったことで、重いアプリを複数立ち上げても快適に作業することができます。

スカイブルーと32GBメモリが魅力です!
M4 MacBook Airは、M1以前のMacBook Airを使っている人や、これからMacBookを購入する人にとって最適な選択肢です。
一方で、すでにM2 / M3 MacBook Airを持っている人にとっては、性能向上をあまり感じられない可能性があるため、無理に買い替える必要はありません。
MacBookの購入を検討している人は、自分の用途を考えた上で、最適なモデルを選びましょう!
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