最近は手軽に使えるパソコンとして、iPadを活用する人が増えてきました。
iPadには画面上で文字入力ができるソフトウェアキーボードがありますが、長文を打つ場合は少し打ちにくいですよね。
外付けのキーボードを用意すれば、パソコンと同じ感覚でタイピングをすることができるので、iPadがより便利になります。
今回はiPadにおすすめのキーボードを紹介していきます。
iPad用のキーボードを選ぶ際の注意点
iPad用のキーボードを選ぶ際に注意点があります。
Bluetoothに対応しているキーボードならiPadでも使うことができますが、一般的に売られているキーボードはほとんどがWindows用の配列になっています。
iPadにはMacと同じように、CommandキーのようなWindows用のキーボードにはないキーがあります。
Windows用の配列でも問題なく文字入力をすることができますが、修飾キーが異なりキーボードの刻印通りに入力できないことがあります。
Windows用の配列でも使うこと自体はできます。
また、Mac用の配列でも、JIS配列だとキーボードの刻印通りに入力できないことがあります。
刻印通りにキーボード入力したい人は、Mac、iPad用の配列かつUS配列キーボードがおすすめです。
iPadのおすすめキーボード
iPad用のキーボードを紹介していきます。
ノートパソコンよりも気軽に持ち運べるのがiPadの魅力なので、持ち運びがしやすいキーボードの中から選んでいきます。
キーボードを選ぶ際の注意点も加味して、iPad、Mac配列かつUS配列になっているキーボードのみに絞り込んで紹介していきます。
Anker ウルトラスリムワイヤレスキーボード
iPad用のキーボードの中でも、かなりコストパフォーマンスが高いのがAnker ウルトラスリムワイヤレスキーボードです。
充電式ではなく電池式ですが、電池を1回交換すれば3ヶ月以上使うことができます。
Anker ウルトラスリムワイヤレスキーボードの魅力は、iPad用に最適化されたファンクションキーです。
ファンクションキーからホーム画面に戻ったり画面をロックしたりすることができます。
少し安っぽさを感じることもありますが、安く試すことができるので、iPadでキーボードを試してみたい人には真っ先におすすめしたいキーボードです。
コストパフォーマンスの高いキーボードです!
>> 高コスパのiPad用キーボード!Anker ウルトラスリムワイヤレスキーボードをレビュー
- 安く抑えたい人
- キーボードを試してみたい人
- iPadでキーボードを使うかは分からない人
Magic Keyboard(Bluetooth)
iPad一体型ではなく、Bluetooth接続のキーボードが欲しい人にぴったりなキーボードは、Apple純正のMagic Keyboardです。(iPad用のMagic Keyboardは後述)
Mac用として売られているキーボードですが、iPadでも問題なく使うことができます。
iPhoneと同じLightningケーブルで充電することができ、1度充電をすると1ヶ月以上使うことができます。
他のBluetoothキーボードと比べても、かなり薄くて軽く持ち運びがしやすいキーボードです。
薄いキーボードですが打鍵感もしっかりしているため、長時間のタイピングでも快適に行うことができます。
使いやすいキーボードです!
iPadとは分離して使うことができるため、文字入力だけでなく、イラストを描くときなどのショートカット用でも使うことができます。
- 薄くて軽いキーボードが欲しい人
- 一体型ではなく、Bluetooth接続のキーボードが欲しい人
- 打ち心地にもこだわりたい人
Smart Keyboard Folio
Smart Keyboard FolioはiPadのカバーにもなる、一体型のキーボードです。
iPadの裏面のSmart Connectorを使って接続するため、ペアリングをする必要がなく、タイピングの遅延もありません。
打鍵感は他のキーボードと違い少し独特なものの、慣れると快適にタイピングをすることができます。
Smart Keyboard Folioは、キーボードスタイルとタブレットスタイルを自由に行き来することができます。
iPad用のMagic Keyboardとは異なりiPadに装着しても軽いので、Magic Keyboardの重さが気になる人におすすめです。
- 軽い一体型のキーボードが欲しい人
- 気軽に文字入力をしたい人
- iPadをタブレットとしても使いたい人
Logicool Combo Touch
トラックパッド付きのキーボードケースでありながら、Magic Keyboardよりも安く買うことができるキーボードです。
Logicool Combo Touchなら、無印iPadにも対応しています。
無印iPadはMagic Keyboardには対応していませんが、Logicool Combo Touchなら使えます!
Magic Keyboardと違い、キーボードを取り外すことができるので、ノートパソコンとしてもタブレットとしても使うことができます。
ファンクションキーもついているため、画面輝度の変更や音量の調整などをキーボードから行うことができるので、iPad本体に手を伸ばす必要がありません。
Magic Keyboardまでは手が出せない人や、iPadをノートパソコンとしてもタブレットとしても使いたい人におすすめのキーボードです。
- ノートパソコンスタイルとタブレットスタイルを自由に行き来したい人
- 無印iPadでも使えるトラックパッド付きキーボードが欲しい人
- Magic Keyboardには手が出せない人
Magic Keyboard(iPad用)
見た目の使用感も一番ノートパソコンにしてくれるのが、iPad用のMagic Keyboardです。
最新のMacBook同じキー構造になっているため、打鍵間もよく音も静かで快適にタイピングをすることができます。
トラックパッドがついているため、キーボード入力をしているときにも画面をタッチしないで操作をすることができます。
Smart Keyboard Folioと同様にSmart Connectorを使って接続するため、電源の操作やペアリングをする必要はありません。
つけ外しも簡単です。
ただし、iPadをタブレットとして使いにくくなったり、重かったりと癖の強いキーボードです。
iPadをタブレットではなく、ノートパソコンとして使いたい人におすすめです。
>> iPad Proには必要?Magic Keyboardのメリットとデメリット
- ノートパソコンとしてiPadを使う人
- トラックパッドを使いたい人
- 重さは気にならない人
- Apple Pencilはあまり使わない人
HHKB
一日中タイピングをしている人でも愛用している人が多いのが、このHHKBです。
静電容量無接点方式という、高級キーボードにしか採用されていないスイッチが採用されています。
打ち心地が良く、長時間タイピングをしていても疲れることがありません。
約500gと、500mlのペットボトル1本分くらいの重さです。
薄型のキーボードと比べると重くはなってしまいますが、持ち運べる重さの範囲なので、どこでも快適にタイピングをすることができます。
iPadを使って、毎日長文を打ち込む人におすすめのキーボードです。
- 毎日長文を打つ人
- どこでも快適にタイピングをしたい人
iPadでも快適に文字入力をしよう!
今回はiPadにおすすめのキーボードを価格別に紹介してきました。
iPad用にキーボードを用意することで、パソコンと同じように快適にタイピングをすることができます。
キーボードがあると、iPadの活用幅が広がります!
一般的に売られているのはWindows用かつJIS配列で作られいるため、iPad用の配列に絞り込むと選択肢がかなり少なくなってしまいます。
一部のキー配列が異なることが許容できるなら、Windows配列やJIS配列のキーボードを選んでも問題なく使うことはできます。
iPad用のキーボードにはBluetooth接続とiPadと一体型のキーボードがあります。
タブレットとしても使いたいのならBluetooth接続、ノートパソコンとして使いたいのならiPad一体型がおすすめです。
用途によって向いているキーボードが変わってくるので、自分の用途に合わせてキーボードを選んでみてください!
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