iPadには専用のアクセサリがたくさん売られています。
その中でも気になるのがiPadをノートパソコンのような見た目にしてくれる、Magic Keyboardですよね。
iPad Proを買う際に、自分にMagic Keyboardは必要なのか悩みますよね。
今回はiPad用のMagic Keyboardのメリットとデメリットを紹介します。
Magic Keyboardのメリット
早速、Magic Keyboardのメリットから紹介していきます。
Magic Keyboardのメリットを全部で7つ、紹介します。
キーボードが打ちやすい
Magic KeyboardはMacBookのキーボードと同じ構造になっています。
そのため、最近のMacBookと同じような打鍵感になっています。
Magic Keyboardなら、ノートパソコンとほぼ同じような感覚で文字入力をすることができます。
キーボードは完全にノートパソコンです!
キーボードの打鍵音も比較的静かなので、音もあまり気にする必要はありません。
少し深みがある構造になっているので、長時間タイビングしていてもあまり疲れません。
トラックパッドが使えるようになる
Magic Keyboardを選ぶ上で一番重要なのが、このトラックパッドが使えるようになることです。
Magic KeyboardのトラックパッドもMacBookと同じように、かなり使いやすくなっています。
キーボードを使っている時でも、わざわざ画面まで手を伸ばさなくてもいいのは腕が疲れにくくなります!
iPadもマウスを使うことはできますが元々タッチの操作を前提としているため、iPadはトラックパッドの方が使いやすいです。
ホームに戻ったりアプリを切り替えたりなどのトラックパッドのジェスチャーは、指での操作と同じような感覚で使うことができます。
最近はトラックパッドに対応したアプリも増えてきたため、違和感なくトラックパッドで操作することができます。
>>iPadには必要?トラックパッドのメリットとあると便利な人
角度調節ができる
ノートパソコンほどの自由度はありませんが、Magic Keyboardも角度調節ができるようになっています。
範囲は決まっているものの、その範囲内なら無段階で角度調節をすることができます。
姿勢によって、見やすい角度に簡単に調節して使えます。
iPadで撮影をするときはMagic Keyboardの角度調節を使うと、撮りやすい角度に調節することができます。
ビデオ会議するときなんかに便利です!
バックライトがある
Magic KeyboardはMacBookと同じように、キーボードバックライトがついています。
周りの明るさに合わせて、自動でバックライトの明るさを調節してくれます。
バックライトがあることで暗いところでもタイピングをすることができます。
バッテリー消費が気になるのなら、設定からキーボードのバックライトをオフにすることも可能です。
充電端子が増える
Magic Keyboardには、iPadを充電できるようになるUSB-C端子があります。
Magic Keyboardの充電端子ではなく、iPadの充電端子です。
Magic Keyboardにバッテリーはないので、充電は不要です!
iPadも外付けのSSDやSDカードなどの、外部機器を繋げることができます。
iPadの端子は1つしかないので外部機器を繋いでしまうと、充電ができなくなってしまいます。
Magic Keyboardをつけているとキーボードに充電用の端子が増えるので、充電をしながら外部機器に繋げることができます。
ペアリングが不要
Magic KeyboardはiPadの背面にある「Smart Connector」というものを使って接続します。
Bluetoothキーボードのようなペアリングをする必要はありません。
使いたい時はiPadをMagic Keyboardにつければ、すぐに使い始めることができます。
Bluetooth接続ではないので、遅延などもありません。
簡単に外せる
Magic KeyboardはiPadにマグネットでつけるだけなので、簡単に取り外せます。
簡単に取り外すことができるのでくつろぐときなど、キーボードを使わない時は外してiPadを軽くして使うことができます。
Magic Keyboardをつけるかカバーをつけるかを、その日の予定に応じて付け替えることも可能です。
特にSmart FolioならMagic Keyboardと同じく、マグネットでつけるのでキーボードとカバーを簡単に取り替えることができます。
>>Smart Folio 1年使用レビュー!安心の純正ケース 迷ったらこれ!
Magic Keyboardのデメリット
iPadをノートパソコンのようにしてくれるMagic Keyboardですが、デメリットもあります。
ここからはMagic Keyboardのデメリットを紹介していきます。
パソコンと役割が被ってしまう
Magic KeyboardはiPadをノートパソコンのようにしてくれますが、ノートパソコンのようになるということはパソコンと用途が被ってしまいます。
Magic Keyboardをつければ、iPadでもパソコンと同じような感覚で操作をしたり文字入力をしたりすることができます。
しかし、トラックパッドでの操作もキーボードでの文字入力もパソコンでも同じことはできます。
iPadの特徴であるタッチ操作もMagic Keyboardをつけると難しくなるので、役割がパソコンと被ってしまいます。
Apple Pencilが使えなくなる
Magic Keyboardは、iPadの背面に360度回すことができないので、Apple Pencilと併用することができません。
Apple Pencilを使う場合はMagic Keyboardを取り外す必要があります。
イラストを描くときに、ショートカット用でMagic Keyboardを使うのは難しいです。
Magic Keyboardは取り外しがしやすいので、Apple Pencilの使用頻度が少ない場合は気にならないかもしれません。
重い
iPad本体をキーボードで支えないといけないため、Magic KeyboardはiPad本体よりも重くなってしまっています。
- 11インチ用→約600g
- 12.9インチ用→約700g
Magic Keyboardをつけると、11インチは約1kg、12.9インチは約1.3kg なってしまいます。
11インチでも1kgを超えてしまい、なかなかの重量になります。
12.9インチに至ってはMacBook Airよりも重くなってしまいます。
見た目もノートパソコンですが、重さもノートパソコンです…
ノートパソコンとしてみるのなら、この重さは他のノートパソコンと変わらないですが、タブレットとしてみると重く感じてしまいます。
この重量をどう考えるかは、iPadをタブレットとしてみるか、ノートパソコンとしてみるかで変わってくると思います。
高い
Magic KeyboardはiPadアクセサリーの中でもかなり高額です。
- 11インチ用→34980円
- 12.9インチ用→41580円
クオリティは高いものですが、キーボードにしてはかなり高額な部類に入ってしまいます。
12.9インチは本体と合わせるとMacBook Airの価格を超えます。
比較対象ではないかもしれないですが、高級キーボードのリアルフォースやHHKBと同じくらいの価格です。
iPadにマグネットでつけるだけでキーボードとトラックパッドが使えたりと、Magic Keyboardにしかないメリットはあります。
この金額を許容できるかはiPadをどうやって使いたいか、人それぞれ異なります。
Magic Keyboardを買うべき人
Magic Keyboardのメリットとデメリットについて紹介してきました。
ここまで紹介してきたことを踏まえて、Magic Keyboardを買うべき人を紹介します。
- ノートパソコンの代わりとして使いたい人
- 長文を打ちたい人
- 据え置きで使いたい人
- キーボードの打ち心地を重視する人
- Apple Pencilはあまり使わない人
打ちやすいキーボードとトラックパッドがつくので、iPadをノートパソコンの代わりとして使いたい人や長文を打ちたい人にはぴったりのキーボードです。
Magic Keyboardは重いのがデメリットですが、iPadを机などに据え置きで使う場合は重さは気になりません。
スタンドに立てるときは指での操作ではなく、トラックパッドの操作の方がしやすいので机の上で使う場合はMagic Keyboardがあると使いやすくなります。
Magic KeyboardはApple Pencilを一緒に使うことは出来なくなったり、重くなったりするので割り切りが必要になります。
ペアリングが不要なのが魅力
今回はiPad用のMagic Keyboardのメリットとデメリットを紹介してきました。
Bluetoothキーボードは遅延があったりペアリングは必要ですが、Magic Keyboardなら必要ありません。
重くて高額ですが、ペアリングが不要ですぐに使えるようになるのがMagic Keyboardの魅力です。
癖の強いデバイスですが、iPad用のキーボードの中ではかなり完成度の高い製品なので、iPadで文字入力をする人には是非検討してみて欲しいキーボードです。
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