iOSやiPad OSでは、「ステレオを空間化」とういう機能があります。
これは、ステレオの音源をAirPodsなどで聞くことができる、空間オーディオに変えて再生する機能です。
ステレオを空間化を使うことによって、今までとは全く違う音楽や動画を体験することができるようになります。
今回はその「ステレオを空間化」の使い方を紹介していきます。
ステレオを空間化とは?
まず初めに、「ステレオを空間化」について簡単に紹介します。
iOS 14やiPadOS 14のアップデートで空間オーディオという機能が追加されました。
空間オーディオは対応したコンテンツなら、まるで映画館で映画を見ているような感覚でコンテンツを楽しむことができるようになり話題になっていました。
立体的で、広がりのある音を楽しむことができます。
しかし、空間オーディオに対応したコンテンツはApple TV+などと、かなり限定的でした。
そこで登場したのが、今回紹介する「ステレオを空間化」です。
ステレオを空間化を使うとステレオの音源でも、空間オーディオのような音で再生できます。
これによって、いつも聞いている音楽でも、より立体的で広がりのある音で楽しむことができるようになります。
ステレオを空間化の使い方
ステレオを空間化に対応しているのは、AirPods Pro、AirPods(第3世代)、AirPods Maxや一部のBeats製品になっています。
その他のメーカーのイヤホンやヘッドホンでは、ステレオを空間化を使うことができないので注意が必要です。
AirPods(第2世代)や一部Beats製品も非対応です。
ステレオを空間化を使うには、iOS 15、iPadOS 15以降にアップデートしておく必要があります。
いつも通りAirPodsを装着し、iPhoneやiPadに接続します。
接続ができたら、Apple Musicなどからいつも聞いている音楽を再生します。
音楽の再生ができたらコントロールセンターを開き、AirPodsの音量バーを長押しします。
右下に「ステレオを空間化」のボタンがあるので、タップをしてオンにします。
これで、ステレオを空間化を使うことができます。
いつもよりも、音に広がりがあるように感じませんか?
ステレオを空間化はApple Musicなどの音楽だけでなく、YoutubeやAmazonプライムビデオなどの動画サービスでも使うことができます。
AirPodsがまるで別物になる!
今回はiOS 15とiPadOS 15で追加された新機能、「ステレオを空間化」の使い方を紹介してきました。
ステレオを空間化を使うことによって、いつも聞いている音楽でも立体的で広がりのある音で楽しむことができるようになります。
AirPodsから聞こえてくる音が劇的に変わり、まるで映画館やライブ会場にいるかのような感覚です。
最初に使った時は音の違いに驚きました…
また、「AirPods Proの音質を改善!ヘッドフォン調整のおすすめの設定方法」で紹介している、ヘッドフォン調整をすると好みの音に調節することができ、音質がよくなります。
アップデートをするだけで使えるようになるので、持っている方はぜひ使ってみてください!
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