iPadにはWi-FiモデルとCellularモデルの2種類があります。
Cellularモデルなら、モバイル通信を使えるようになるなどのメリットがあります。
Wi-FiモデルとCellularモデル、どっちを選ぶかで価格が大きく変わってくるので、どっちを選べばいいのか悩みますよね。
今回はiPadのWi-FiモデルとCellularモデルの違いとどっちを買うべきかを紹介します。
Wi-FiモデルとCellularモデルの違い
Wi-FiモデルとCellularモデルの違いの違いを簡単に紹介します。
Wi-Fiモデル | Cellularモデル | |
---|---|---|
Wi-Fi通信 | ○ | ○ |
モバイル通信 | × | ○ |
GPS | × | ○ |
Wi-FiモデルはWi-Fiに繋いで通信をすることはできますが、SIMカードを用意してモバイル通信をしたりGPS機能を使うことはできません。
Wi-Fiモデルでも地図アプリなどはありますが、位置情報の精度は高くないです。
また、位置情報を使うゲームはWi-Fiモデルだとできません。
CellularモデルはWi-Fiに繋ぐことはもちろん、SIMカードを用意すればスマホと同じように外でモバイル通信が使えるようになります。
GPSも入っているため、位置情報を使ったゲームをすることもできます。
回線がつながればどこでも通信ができるので、スマホと同じ感覚で使うことができます。
Wi-Fiモデルのメリットとデメリット
Wi-FiモデルとCellularモデルの違いを簡単に紹介しました。
違いによって使い勝手がどう変わってくるのか、それぞれのメリットとデメリットを紹介します。
まずはWi-Fiモデルのメリットとデメリットを5つ紹介します。
安い
Wi-Fiモデルの一番のメリットは、Cellularモデルと比べると安く買うことができることです。
Wi-Fiモデル 128GB ・・・ 49,280円
Cellularモデル 128GB ・・・65,780円
無印iPadでも15,000円ほどの価格差があります。
この価格差でApple Pencilなどの周辺機器が買えてしまいます。
本体を安く抑えて、周辺機器も揃えた方はWi-Fiモデルが向いています。
ランニングコストがかからない
後述しますが、Cellularモデルはランニングコストがかかります。
Wi-FiモデルならSIMカードを用意する必要がないので、ランニングコストがかかりません。
最初の本体代だけで、ずっと使うことができます。
毎月料金がかかるのは嫌な人も、Wi-Fiモデルが向いています。
ちょっと軽い
わずかな差ではありますが、Wi-Fiモデルの方がちょっと軽いです。
Wi-Fiモデル ・・・ 490g
Cellularモデル ・・・ 495g
無印iPadの場合は、Wi-Fiモデルの方が5gだけ軽いです。
あまり体感できないほんの少しの差なので、重量の差はあまり気にしなくても大丈夫です。
外で使うときは工夫する必要がある
Wi-FiモデルはWi-Fi環境でしか通信をすることができません。
外で使う場合はテザリングやフリーWi-Fiを使うなど、少し工夫をしなければいけません。
外で通信をするには、少し手間がかかります。
最近はフリーWi-Fiも増えていますが、通信速度がちょっと不安です。
外で頻繁に使いたい場合は、Wi-Fiモデルはあまり向いていません。
GPSは正確ではない
Wi-Fiモデルは、Wi-Fiの通信を使って位置情報を取得することはできますが、精度は高くありません。
Google Mapなどの地図アプリは使うことができますが、Pokémon GOなどの位置情報を使ったゲームで遊ぶのは厳しいです。
iPadをカーナビに使うなど、位置情報を使いたい場合はCellularモデルがおすすめです。
Cellularモデルのメリットとデメリット
次にCellularモデルのメリットとデメリットを紹介していきます。
紹介するメリットとデメリットは全部で4つです。
外でも通信ができる
Cellularモデルの一番のメリットは、SIMカードを用意すれば外でもスマホと同じように通信ができることです。
いつでも、iPadを開けばすぐに通信ができる状態になっています。
Cellularモデルなら、さっと取り出してすぐに使い始めることができます!
ノートパソコンになりつつあるiPadですが、モバイル通信が使えるのはノートパソコンにはないiPadだけの魅力です。
iPad Proは5Gにも対応しています。
GPSが使える
CellularモデルのiPadはGPSが入っているので、正確な位置情報を取得することができます。
GPSが使えるとカーナビとしてiPadを使ったり、位置情報を使うゲームを楽しむことができます。
iPadはスマホよりも画面が大きくて見やすいので、他の人と地図を見ながら行き先を確認することがやりやすくなります。
高い
機能が増える分、CellularモデルはWi-Fiモデルよりも高くなってしまいます。
無印iPadでもApple Pencilが買えてしまうほどの価格差があります。
この価格差は大きいですよね…
いつでも通信ができるようになるのがメリットですが、その分本体代が高くなってしまうのがデメリットです。
ランニングコストがかかる
Cellularモデルは本体代が高くなってしまう上に、モバイル通信を使うにはランニングコストがかかります。
モバイル通信を使うようにするにはSIMカードが必要なため、毎月の通信料がかかってしまいます。
Wi-FiモデルとCellularモデル、どっちを買うべき?
Wi-FiモデルとCellularモデルのメリットとデメリットを紹介してきました。
ここまで紹介してきたことを踏まえて、Wi-FiモデルとCellularモデル、どっちを買うべきなのかを紹介します。
- なるべく安く買いたい人
- ランニングコストがかかるのが嫌な人
- あまり外では使わない人
Wi-Fiモデルは、Cellularモデルと比べて安いのがメリットです。
Wi-Fiモデルでも、テザリングやフリーWi-Fiを使えば外でも通信をすることができます。
Apple Pencilを買えるほどの価格差があるので、なるべく安く買いたい人はWi-Fiモデルがおすすめです。
周辺機器を揃えた方が、できることが広がります。
Wi-Fiがある環境での使用が中心ならあまりモバイル通信は使わないので、Wi-Fiモデルで十分使うことができます。
- iPadを頻繁に持ち出して使いたい人
- GPSを使いたい人
Cellularモデルは、iPadを開けばすぐに通信ができるようになるのがメリットです。
iPadを頻繁に外に持ち出して使いたい人は、どこでも通信ができるようになるのでCellularモデルがおすすめです。
GPSも入っているのでカーナビとして使いたい人など、位置情報を使いたい人もCellularモデルが向いています。
外での使用時間で決めよう!
今回はWi-FiモデルとCellularモデルの違いとどっちを買うべきかについて紹介してきました。
Cellularモデルを選べば、外でも気軽に通信ができるようになるのがノートパソコンにはないiPadだけの魅力です。
どこでも気軽に使うことができます!
Wi-FiモデルとCellularモデル、それぞれにメリットとデメリットがあるので自分の使い方に合わせて選ぶ必要があります。
iPadをなるべく安く抑えたかったり、家での使用が中心の場合はWi-Fiモデルがおすすめです。
外での使用頻度が高いのなら、テザリングをしなくても通信ができるCellularモデルがおすすめです。
iPadの使用シーンを考えてみて、Wi-FiモデルかCellularモデルにするかを選んでみてください!
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