2025年1月地点で、iPad Proは現行機種はM4チップを搭載したモデルです。
しかし、整備済製品や中古で1世代前のM2 iPad ProとM1 iPad Proは多く出回っています。
この2機種のどちらかの購入を検討している場合は、価格がそこそこ変わってくるので、どっちを買うか迷いますよね。
M1 iPad ProとM2 iPad Proでは、スペック差がほとんどなく、価格も安いため、M1 iPad Proの方がおすすめです。
今回は、iPad ProはM1とM2のスペック差とどっちを買うべきかについて紹介します。
iPad ProはM1とM2、どっちを買うべき?
まずはiPad ProはM1とM2、どっちを買うべきかを紹介します。
ほとんどの人はM1 iPad Proで十分!
しかし、イラストを描きたい人はM2 iPad Proの方が向いている。
MacではM1とM2でスペック差を感じることはあります。
しかし、iPadに関しては、M1でもM2でも、スペック差を感じることは全くありません。
また、M1とM2で使える機能が変わってくることもほとんどなく、M2 iPad Pro限定の機能を除いて、どちらでも全ての機能を使うことができます。
スペック差を感じることがなく、使える機能も同じなので、ほとんどの人にはM1 iPad Proの方がおすすめです。

現状のiPadでは、スペック差を体感できません…。
一方で、M2 iPad Pro限定の機能として、Apple Pencilのホバーという機能があります。
Apple Pencilのポイントは、Apple Pencilを画面に近づけるだけで描画される位置や色などがわかる機能です。
液タブにもある便利な機能なため、本格的にイラスト制作をしたい人にはM2 iPad Proの方がおすすめになります。
iPad Pro M1とM2の違い

M1iPad ProとM2 iPad Proではスペック差はほとんどありませんが、少しだけ違いがあります。
ここからは、iPad Pro M1とM2の違いを紹介していきます。
チップ
M1 iPad ProとM2 iPad Proの一番わかりやすい違いは、搭載しているチップになります。
CPUコアはM1もM2も、高効率コアが4つ、高性能コアが4つの計8コアで同じです。
GPUについては、M1チップが8コアに対し、M2チップは10コア搭載しています。
コア数が2つ多いのもあり、M2チップの方がグラフィック性能が高いです。
しかし、スペックを要求するアプリの少ないiPadでは、このチップ性能の違いを感じることはほとんどありません。

M1とM2では、違いを感じることはほとんどありません…。
ベンチマーク上では少しだけスペック差はあるものの、M1チップとM2チップの場合、iPadで違いを感じることはほとんどないです。
Apple Pencilのホバー

M2 iPad Proの唯一の新機能が、Apple Pencilのホバーです。
Apple Pencilのホバーを使うと、Apple PencilをiPadに近づけると、描画される線の太さや色がわかります。
実際に描画する前に線の太さや色などがわかるので、イラスト制作をする場合に便利です。

イラストを描くときに便利な機能です!
しかし、ノートやメモを取る場合では、そこまで違いを感じる機能ではありません。
ProcreateやClip Studio PAINTなど、対応したアプリで本格的なイラスト制作をしたい場合は便利な機能です。
Wi-Fi
M1 iPad ProはWi-Fi 6ですが、M2 iPad Proは、Wi-Fi 6Eに対応しています。
Wi-Fi 6Eは6GHz帯での通信に対応し、安定して通信することができます。
しかし、Wi-Fi 6Eで通信を行うには、対応したルーターが必要なので注意が必要です。
M1 iPad Proの方がおすすめする理由
ここまで、M1 iPad ProとM2 iPad Proの違いを紹介してきました。
違いが少ないため、M2よりもM1 iPad Proの方がほとんどの人にとっておすすめです。
ここからはM1 iPad Proがおすすめする理由を紹介していきます。
スペック差がない
M1とM2は1世代の差がありますが、iPadにおいてはスペック差を感じることがありません。
そのため、M1 iPad Proでも、動作が重くなることはほとんどなく、快適に使うことができます。

重い処理もサクサク動きます!
ベンチマーク上では差がありますが、実際に使ってみると体感としてスペック差を感じることはほとんどありません。
M1でも十分なスペックを持っていて、M2との違いもほとんど感じないのが、M1 iPad Proをおすすめする一番の理由です。
使える機能が同じ

先ほども少しお話ししましたが、M1でもM2でも、使える機能に違いはありません。
どちらもMシリーズのチップなので、ステージマネージャーを外部ディスプレイ出力したり、iPad版 Final Cut Proなどを使うことができます。

どちらでもMシリーズ限定の機能が使えます!
唯一、ハードウェアの面でApple PencilのホバーはM1 iPad Proでは使うことができません。
しかし、Apple Pencilのホバー以外は、全ての機能が使えるためiPadを最大限活用することが可能です。
値段が安い
M1 iPad Proは、M2 iPad Proと比べてもスペック差がなく、使える機能もほとんど同じです。
しかし、1世代前のため、整備済製品や中古ではM1 iPad Proの方が安くなっています。
整備済製品とは、何らかの理由で返品などがされた製品をAppleが整備して販売している新古品です。

私も購入したことがありますが、ほぼ新品の製品です。
11インチの128GBで比較すると、整備済製品の場合だとM1 iPad Proは90,800円、M2 iPad Proは105,800円です。
スペック差がほとんどないのに、M2 iPad Proよりもかなり安く買えるのが、M1 iPad Proをおすすめする理由の1つになります。
M2 iPad Proを買うべき人

ここまで、M1 iPad Proを買うべき理由を紹介してきましたが、M2 iPad Proを買うべき人もいます。
使用用途がイラスト制作で、Apple Pencilのホバー機能を使いたい人は、M2 iPad Proを買うべきです。
先ほど紹介した通り、Apple Pencilのホバー機能があると、Apple Pencilが画面に触れる前に描画される位置や色がわかります。

液タブにもある機能です!
ProcreateやClip Studio PAINTなど、有名なイラスト制作アプリはApple Pencilのポイント機能に対応しています。
ペンの太さや色が、描画される前にわかるので、本格的にイラストを制作したい人はApple Pencilのホバー機能があるM2 iPad Proがおすすめです。
ほとんどの人はM1 iPad Proがおすすめ!

今回は、iPad ProはM1とM2、どっちを買うべきかについて紹介してきました。
スペック差がなく、値段も安いため、ほとんどの人にはM1 iPad Proがおすすめです。
チップは異なりますが、使える機能はApple Pencilのポイント以外は同じになっています。

できることは一緒です。
しかし、Apple Pencilのホバー機能が使えるのはM2 iPad Proのみです。
そのため、本格的にイラスト制作をしたい人は、M2 iPad Proの方が向いています。
本格的なイラスト制作をするならM2 iPad Pro、それ以外の人はM1 iPad Proがおすすめです。
コメント