近年、スマホやスマートスピーカーで家電を操作できるようになる、スマートホームが注目されています。
スマートホーム化をすれば生活が便利になりますが、導入するのが難しいと思っている方は多いと思います。
しかし、Nature Remo miniを使えば、テレビやエアコンなどの家電を買い替えずにスマートホーム化を実現することができます。
今回は赤外線のリモコンを1台のスマホに集約することができるNature Remo miniを紹介します。
Nature Remo miniをレビュー!
私が購入したのはNature Remoシリーズの中でも一番安く購入することができる、「Nature Remo mini」という製品です。
早速、Nature Remo miniの外観や使い方を紹介していきます。
外観
Nature Remo miniは白い箱のようなシンプルなシンプルな外観になっています。
重量も中に何も入っていないんじゃないかと思ってしまうほど、軽くなっています。
裏面には、壁にかけるときに使うフック穴がついています。
Micro USBの端子がついていて、ここから電源を供給します。
ケーブルは付属していますが、ACアダプターは自分で用意する必要があります。
使い方
Nature Remo miniを使うためには、家電を操作する赤外線のリモコンを登録する必要があります。
今回はアイリスオーヤマのシーリングライトのリモコンを登録していきます。
電源を繋ぎ画面に表示される通りに設定ができたら、リモコンの登録ができるようになります。
アプリのホーム画面から右上のプラスボタンを追加し、家電を追加します。
Nature Remo miniの近くでリモコンのボタンを押します。
押すボタンはなんでも大丈夫です。
すると、どの家電のリモコンかを自動で検出されるので、動作確認をします。
問題なく家電の操作ができたら、「動きます」をタップして登録完了です。
登録された家電を確認してみると、シーリングライトなら明るさや色温度の調節など、家電にあったボタンを自動で登録してくれます。
最低限、必要なボタンは全て表示されています。
万が一、表示されていないボタンがあった場合は、右上のプラスボタンからボタンを追加することができます。
Nature Remo miniを使って感じたこと
Nature Remo miniはリモコンを登録するだけで、簡単に使い始めることができます。
手軽に導入できます!
ここからは、Nature Remo miniを使ってみて感じたことを6つ紹介します。
リモコンを集約できる
Nature Remo miniの一番のメリットは、複数の家電のリモコンを1台のスマホに集約できることです。
基本的に赤外線リモコンなら、なんでも登録することができます。
全ての赤外線リモコンをスマホの中に登録することができるので、
テレビのリモコン、どこ行ったっけ…?
と、毎回リモコンを探す手間が省けます。
リモコンを探す必要がなくなるだけでも、かなり生活が快適になります!
テレビのリモコン以外にも、エアコンやシーリングライトのリモコンを登録し、全てスマホで操作できるようになるのが、Nature Remo miniの一番の特徴です。
アプリが使いやすい
Nature Remo miniは専用の「Nature Remo」というアプリを使って操作します。
このアプリが非常に優れていて、ホーム画面だけで家電の稼働状況などの情報を全て見ることができるようになっています。
また、家電ごとにリモコンのプリセットが用意されているため、直感的に家電の操作ができます。
例えば、エアコンならオンオフなどのボタンはもちろん、スライダーを動かすことによって温度の調節ができたり、
シーリングライトなら、明るさや色温度の調節が付属のリモコンと変わらない感覚でできます。
アプリのUIが直感的で使いやすいのも、Nature Remoシリーズの大きなメリットです。
外からでも家電の操作ができる
Nature Remo miniがあると、スマホがモバイル通信やWi-Fiに繋がっていれば、外からでも家の家電を操作することができます。
また、アプリのホーム画面から家電の稼働状況を確認が可能です。
そういえば、エアコン消してきたっけ…?
と思ったら、Nature Remoのアプリを開いてエアコンの稼働状況を確認して、もし消し忘れていたら外からでもエアコンの電源をオフにすることができます。
万が一、消し忘れても安心です!
他にも、夏だったら家に着く10分前くらいに外からエアコンを稼働させて、帰ってきた時には部屋が涼しくなってる、という使い方もできます。
Siriショートカットが使える
Nature Remoのアプリはショートカットアプリに対応しています。
ショートカットとは、iPhoneやiPadに最初からインストールされている以下のアプリです。
この、ショートカットアプリを使えば、Siriを使って音声で家電を操作することができます。
Nature Remoとショートカットを組み合わせれば、Siriに声をかけるだけで電気を消して睡眠用のBGMを再生する、といった使い方ができるようになります。
ショートカットはアイデア次第で、様々なことを自動化することができます!
Nature RemoでSiriショートカットを使う方法は「HomePod対応!Nature RemoをSiriで操作する方法【ショートカット】」で紹介しています。
Homekitには対応していない
Nature RemoはSiriショートカットには対応していますが、AppleのHomekitには対応していません。
そのため、iPhoneやiPadに最初から入っているホームアプリからは家電を操作することができません。
少しややこしいですが、SiriショートカットとHomekitは別物です。
APIが公開されているので、知識があればHomebridgeを使ってホームアプリから操作できるようになります。
サーバーが落ちると使えなくなる
Nature Remo miniは家電を操作するときに、Nature Remoのサーバーとも通信をしています。
そのため、Nature Remo側のサーバーが落ちてしまうと、Nature Remo miniを使っての家電の操作ができなくなってしまいます。
私もNature Remo miniを使い始めたばかりの時に、1度だけサーバーが落ちてしまって、動かなくなったことがあります。
対策はされていると思いますが、サーバーが落ちてしまったときは自分では対応できないので、その間は今まで通りリモコンを使って操作をします。
気軽にスマートホームを体験できる!
今回は赤外線のリモコンを登録し、1台のスマホに集約することができるNature Remo miniを紹介してきました。
Nature Remo miniは家電を買い替える必要がなく、設定も簡単にできるので、手軽にスマートホームを体験することができます。
家電を買い替えることなく、気軽に導入できます!
また、Nature Remo miniはスマホだけでなく、HomePodやアレクサといったスマートスピーカーにも対応しています。
スマートスピーカーを用意すればスマホを操作することなく、声だけで操作することができるようになります。
値段も比較的安く手軽に導入できるので、スマートホームを体験してみたい人におすすめできる製品です。
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