Wi-Fi 6対応デバイスが増えてきたため、新しいWi-Fiルーターの導入を考えている方は多いのではないでしょうか。
しかし、Wi-Fiルーターはサイズが大きいものも多く、置き場所に困ることがありますよね。
Archer AX23Vは文庫本サイズのコンパクトな筐体でありながら、Wi-Fi 6にも対応している縦置き型のWi-Fiルーターです。
今回はコンパクトでコストパフォーマンスも高い、TP-LinkのArcher AX23Vを紹介します。
Archer AX23Vをレビュー!
まず初めにArcher AX23Vがどういった製品なのか、簡単に紹介します。
Archer AX23Vは、Wi-Fi 6に対応したコンパクトなWi-Fiルーター!
それでありながら、価格が安く、コストパフォーマンスが高いのが魅力。
Archer AX23Vは、Wi-Fi 6に対応していながらコンパクトで設置がしやすいのが特徴です。
文庫本サイズとコンパクトなので、場所を気にすることなく、好きな位置に設置することができます。
設置スペースを取りません!
また、価格も2023年10月地点では5.980円と、コストパフォーマンスが高いWi-Fiルーターになっています。
しかし、最大接続台数が36台と少なめなのが気になるところです。
Archer AX23Vの外観と設定
Archer AX23Vの特徴を簡単に紹介しました。
ここからは、Archer AX23Vの外観と設定方法を紹介します。
外観
パッケージには、Archer AX23Vのスペックが簡単に記載されています。
開封すると、以下のものが入っています。
Archer AX23Vはアンテナ内蔵型のルーターのため、本体はブラック一色でシンプルなデザインです。
裏面には初回接続時用のSSIDやパスワードのシールが貼ってあり、スタンドを取り付けるための空いています。
底面にも、裏面と同様にスタンドを取り付けるための穴があります。
スタンドを裏面につけることによって壁掛け、底面につけることによって床に直接おくことが可能です。
ポートは、WANポートが1つとLANポートが4つついています。
4つのLANポートがあるので、多くのデバイスを有線で接続できます!
本体正面には、ルーターの現在の状態を表すランプがついています。
設定方法
Archer AX23Vを電源に繋ぎ、モデムに接続します。
スマホのWi-Fi設定から、本体裏面に書かれているパスワードを入力し、Archer AX23Vに接続します。
接続ができたら、ここからは「Tether」アプリを使って設定をしていきます。
「ローカルデバイス」の中に、Archer AX23Vが表示されているので、タップします。
Archer AX23Vのルーター管理用のパスワードを設定します。
今後Archer AX23Vの設定には、このパスワードを使うので必ずメモしてください。
接続タイプを選択します。
接続タイプがわからない場合は、契約しているプロバイダーに確認が必要です。
SSIDとパスワードを設定します。
この時、画面上部の「スマートコネクト」をオンにすると、5GHzと2.4GHzで同じSSIDが設定されます。
SSIDとパスワードの設定を行ったら、スマホをArcher AX23Vに接続し、再度アプリを開きます。
以下の画面が表示されたら、設定完了です。
通信速度検証
設定ができたので、次に通信速度の検証をしていきます。
通信速度の検証に使用するデバイスは、iPhone SE(第2世代)で、速度テストはGoogleのものです。
今回は比較対象として、同じTP-LinkのDeco XE75の通信速度も計測します。
どちらも、ルーターの目の前で計測しました。
まず、Archer AX23Vの通信速度は以下の通りになりました。
比較対象のDeco XE75は、以下のようになりました。
ダウンロードもアップロードもややDeco XE75の方が速いですが、価格差を考えたらArcher AX23Vも十分に高速です。
Archer AX23Vを使って感じたこと
Archer AX23Vは、コンパクトでありながらWi-Fi 6に対応し、通信速度が速いのが特徴です。
ここからは、実施にArcher AX23Vを使って感じたことを紹介します。
コンパクトで設置しやすい
Archer AX23Vの一番の特徴であり、メリットであるのが、本体がコンパクトで設置がしやすいことです。
本体が小さいため、場所を選ばずに好きな位置に設置することができます。
iPad mini 6と比べると、サイズ感は以下のような感じです。
また、普通に置くだけでなく、壁掛けもできるようになっています。
とにかくコンパクトで設置場所を選ばないのが、Archer AX23Vの一番のメリットです。
Wi-Fi 6対応
コンパクトな本体でありながら、Wi-Fi 6に対応しているのも特徴です。
Wi-Fi 6対応デバイスも増えてきたため、あらゆるデバイスで高速な通信を行うことができます。
最近のデバイスなら、ほとんど対応しています!
iPhoneなら、iPhone 11以降がWi-Fi 6に対応しています。
コンパクトな本体でありながら、Wi-Fi 6に対応しているため、高速で低遅延な通信ができるのは大きなメリットです。
OneMesh対応
Archer AX23Vは、TP-Link独自のメッシュWi-Fi技術のOneMeshに対応しています。
OneMesh対応の中継機を組み合わせてに使うことによって、Wi-Fiの範囲を広げることが可能です。
手軽にメッシュ化できます!
また、接続先を変える必要がないのも、OneMeshのメリットです。
RE705XのようなWi-Fi 6に対応した中継機を使えば、どこでも高速で通信することができます。
設定が簡単
Wi-Fiルーターは設定に時間がかかることもありますが、Archer AX23Vは簡単に設定できます。
説明書やTetherアプリの画面通りに設定をしていけば、短時間で設定することが可能です。
簡単に設定できます!
また、Tetherアプリの説明がわかりやすいので、途中でわからなくなってしまうこともありません。
設定が簡単で短時間でできるのが、TP-LinkのWi-Fiルーターの特徴です。
コストパフォーマンスが高い
Archer AX23Vは、Wi-Fi 6に対応したコンパクトなWi-Fiルーターです。
その上で、2023年10月地点では、価格が5,980円とコストパフォーマンスが高いです。
Wi-Fi 6対応ルーターの中では、かなり安いです!
通信速度が速いWi-Fiルーターが欲しいけど、そこまでお金はかけたくない人におすすめです。
最大接続台数が少なめ
Archer AX23Vは、接続できるデバイスの数が最大36台と少なめになっています。
1人や2人で使用するには十分ですが、大家族の家庭など、使用するデバイスが多い場合は足りないです。
また、最近は直接ルーターにつながるスマート家電も増えてきたので、これらを導入場合も足りなくなってしまうことがあります。
スマート家電を多く導入予定の場合は注意です。
どのくらいのデバイスをWi-Fiに接続するかを考えてから、購入する必要があります。
コスパが高いWi-Fi 6ルーター!
今回はTP-LinkのArcher AX23Vを紹介してきました。
Archer AX23Vは、Wi-Fi 6に対応していながら、文庫本サイズとコンパクトなのが特徴です。
また、価格もWi-Fi 6対応ルーターの中では安く、コストパフォーマンスの高いWi-Fiルーターになっています。
コンパクトでコスパの高いWi-Fi 6ルーターです!
また、OneMeshに対応しているため、中継機と一緒に使えば手軽にWi-Fiの範囲を広げられるのも大きなメリットです。
コストパフォーマンスの高いWi-Fi 6対応のルーターの購入を検討している方は、ぜひチェックしてみてください。
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