SwitchBotのハブは、新しくハブ2が発売しました。
SwitchBot ハブ2は、新しい通信規格のMatterに対応したのが大きな特徴です。
しかし、従来のハブミニも併売されているので、どっちを買うべきか迷いますよね。
2つの製品に機能の違いがありますが、スマートリモコンの基本的な機能は同じです。
今回は両方実際に使ってみたので、SwitchBot ハブ2とハブミニの違いとどっちを買うべきかについて紹介します。
ハブ2とハブミニ、どっちを買うべき?
SwitchBot ハブ2とハブミニの違いを紹介する前に、まずはどっちを買うべきか結論だけ紹介します。
Appleのホームアプリで、他のSwitchBot製品を動かしたいなら、ハブ2がおすすめ!
それ以外の人は、できることが変わらないのでハブミニがおすすめ。
ハブ2の1番の特徴は、新しいの通信規格のMatterに対応したところです。
Matterに対応したことによって、他のSwitchBot製品や赤外線リモコンで操作する家電をAppleのホームアプリから操作できるようになります。
そのため、Appleのホームアプリを使って、スマートホームを構築したい人にハブ2はおすすめです。

Matterに対応しているかどうかが1番の違いです!
しかし、ハブ2もハブミニも、スマートリモコンとしてできることは同じです。
ハブミニでも、赤外線リモコンを使ったエアコンや照明の操作はハブ2と同じように行うことができます。
そのため、Appleのホームアプリを使う予定がなく、とりあえずスマートリモコンが欲しい人にはハブミニがおすすめです。


ハブ2とハブミニの違い

スマートリモコンとしての機能は、ハブ2でもハブミニでも同じです。
しかし、スマートリモコン以外の機能で、ハブ2とハブミニの違いが出てきます。
ここからは、ハブ2とハブミニの機能の違いを紹介していきます。
Matter対応
機能の違いで一番大きいのが、新しい通信規格のMatterに対応しているかどうかです。
ハブ2はMatterに対応していますが、ハブミニは対応していません。
Matterに対応していることによって、他のSwitchBot製品や赤外線リモコンで操作する家電をAppleのホームアプリからでも動かせるようになります。

ホームアプリで動かせるのが、Matterの大きな特徴です!
しかし、SwitchBotアプリ内では、どちらのハブでも問題なく、他のSwitchBot製品を動かすことができます。
Matterは今後のスマート家電で主流になる通信規格になると考えられます。
しかし、現状ではAppleのホームアプリを使わない場合は、Matter対応の違いを感じにくいです。
センサー

ハブ2には温湿度、照度センサーがついています。
温湿度を測れることによって、特定の温度になったらエアコンをつけるといったオートメーションを作ることができます。
また、照度センサーがついているのも、他の製品にはない特徴です。

照度センサーがついているスマート家電は少ないです。
一方でハブミニのセンサーはGPSのみです。
しかし、別売りの温湿度計を用意することによって、ハブ2と同じように温湿度をトリガーにしてオートメーションを組むことができます。


スマートボタン
ハブ2には、スマートボタンと呼ばれるものが2つついています。
スマートボタンを使うことによって、複数の家電をボタン1つで操作することが可能です。
2つのスマートボタンは、アプリからそれぞれ別のオートメーションを割り当てることができます。

ハブ2で家電を操作できます!
ハブミニはスマートボタンのようなものはついておらず、家電の操作は全てアプリから行います。
スマートボタンは、ハブ2から家電を操作できるようになっているのが大きな特徴です。
リモコンの状態同期
ハブ2には、リモコンの状態同期という機能がついています。
リモコンの状態同期は、エアコンのリモコンの状態を把握し、アプリ内で確認ができる機能です。
ハブ2だけでなく、通常の赤外線リモコンも併用して使いたい人には便利な機能になります。

併用したい人に便利です!
ハブミニには、リモコンの状態同期といった機能はついていません。
また、リモコンの状態同期は、エアコンのリモコンにしか対応していないので注意が必要です。
電源の端子

ハブ2とハブミニは、電源供給に使うUSBケーブルの端子も異なり、ハブ2はUSB-C、ハブミニはMicro USBです。
USB-Cの方が表裏がなく、使いやすい端子になっています。
スマートリモコンはMicro USBが多いですが、ハブ2はUSB-Cです。
しかし、ハブ2はケーブルに温湿度、照度センサーがついているので、実質ケーブルの交換ができません。

ハブ2はケーブルの交換ができないのがデメリットです…。
一方でハブミニは通常のMicro USBケーブルなので、長さに合わせて交換することが可能です。
ケーブルの交換ができるのは、ハブミニのメリットになります。
値段
機能の違いが多いため、ハブ2とハブミニでは価格差がそこそこあります。
2023年8月地点ではハブ2が8,980円、ハブミニが5,480円と、価格差は3,500円です。

意外と価格差があります…。
価格差はありますがスマートリモコンとしての機能は、ハブ2もハブミニもほぼ同じです。
Matter対応などハブ2にしかない機能が必要かどうかが、どっちを買うか、判断の基準になります。
スマートリモコンとしての機能は同じ

今回はSwitchBot ハブ2とハブミニの違いと、どっちを買うべきかについて紹介してきました。
ハブ2の方がMatterに対応や温湿度、照度計内蔵などと、様々な機能がついています。
また、ハブ2は新しい通信規格のMatterに対応していて、他のSwitchBot製品や赤外線リモコンで操作する家電をAppleのホームアプリで操作できることです。

どちらも、基本的な機能は同じです。
しかし、スマートリモコンとしての機能は、ハブ2もハブミニも同じです。
Matter対応などの機能にメリットを感じればハブ2、とりあえずスマートリモコンが欲しい人はハブミニがおすすめになります。


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