Magic KeyboardやSmart KeyboardなどのiPad用のキーボードが増え、iPadをノートパソコンの代わりとして使いたい人も多いですよね。
外付けのキーボードを繋げるとパソコンと同じように、iPadもキーボードの設定をカスタマイズすることができます。
キーボードの設定はたくさんあるので、どこから手をつければいいのか迷いますよね。
今回はiPadように外部キーボードを買ったらやっておきたい、おすすめの設定を紹介します。
iPad用に外部キーボードを買ったら、やっておきたい設定
iPadにも、外付けキーボード用の設定がたくさん用意されています。
今回はそのたくさんある中から、買ったらすぐにやっておきたいおすすめの設定を全部で7つ、紹介していきます。
今回紹介する設定は全部で7つです。
フルキーボードアクセス
iPadもパソコンと同じように、最初からたくさんのキーボードショートカットが用意されています。
最初からあるキーボードショートカットでも十分ですが、フルキーボードアクセスを使うとさらに使えるショートカットが多くなります。
- 1設定アプリから「アクセシビリティ」を開く
- 2「キーボード」を選択
- 3「フルキーボードアクセス」を選択してオンにする
この機能はタッチ操作が難しい人向けの機能ですが、使いこなすとiPadがより便利になります。
キーボードフルアクセスをオンにする一番のメリットは、ほとんどの操作をキーボードで完結できるところです。
さらに、キーボードフルアクセスの設定メニューの「コマンド」から自分の好きなショートカットを割り当てることができます。
個人的にはショートカットアプリで作ったショートカットが割り当てられるのがお気に入りです。
ただ、キーボードフルアクセスをオンにすることで使えるショートカットが一気に増えるので、キーボードショートカットになれていない人にはちょっと使いづらいかもしれません。
キーボードフルアクセスはキーボード操作に慣れた上級者向けの機能です。
キーのリピート
iPadの初期設定だと、キーを長押ししてもゆっくり入力されます。
ゆっくりだと間違える頻度は減りますが、早い方が素早く入力ができるので効率が上がります。
- 1設定アプリから「アクセシビリティ」を開く
- 2「キーボード」を選択
- 3「キーのリピート」を選択してオンにする
- 4好みの間隔に調節する
リピートの間隔は自分に合う間隔で設定してみてください。
私は一番短い0.3にしています。
この設定をしておけば、deleteキーを長押しすると文字が勢いよく削除されていきます。
長文を消すときなどに便利なので、少しでも間隔を短くしておくと効率的に文章作成ができ、便利です。
ライブ変換
ライブ変換はMacを使っている人にはお馴染みですよね。
iPadにも入力中に自動で変換してくれるライブ変換機能があります。
- 1iPadを外付けのキーボードに接続する
- 2設定アプリを起動し「一般」を開く
- 3「ハードウェアキーボード」を選択
- 4「ライブ変換」をオンにする
ソフトウェアキーボードでは使うことができませんが、外付けのキーボードを繋げることで、ライブ変換が使えるようになります。
スペースキーを押さなくても、自動で変換してくれるので効率的に文字入力をすることができます。
Macでですが、この文章もライブ変換機能を使って書いています!
好き嫌いがありますが慣れると便利なので、初めての人はオンして使ってみるのがおすすめです。
CapsLockで言語切り替え
CapsLockは一回押すと、オンになっている間は常に大文字入力になるキーです。しかし、Shiftキーを押せば、大文字は入力できるのであまり使うことがありません。
設定をすれば、CapsLockキーに言語切り替えを割り当てることができます。
- 1iPadを外付けのキーボードに接続する
- 2設定アプリを起動し「一般」を開く
- 3「ハードウェアキーボード」を選択
- 4「CapsLockを使用して言語を切り替え」をオンにする
JISキーボードを使っている方には「英数」と「かな」キーがあるのであまり必要がないかもしれません。
お店ではJIS配列が置いてあることが多いです。
購入する際に意識していなければ、基本的にJIS配列だと思います。
USキーボードを使っている方は「英数」と「かな」キーがないので、この設定をしておくと言語の切り替えが楽になります。
修飾キー
パソコンと同じように、キーの機能を別のものに変更することができます。
よく使うキーを押しやすい位置に置いておくと便利です。
- 1iPadを外付けのキーボードに接続する
- 2設定アプリを起動し「一般」を開く
- 3「ハードウェアキーボード」を選択
- 4「修飾キー」を選択
- 5変更するキーを選択して変更する
純正のMagic KeyboardやSmart Keyboard FolioにはESCキーがありません。
ESCキーは処理をキャンセルするときに使います。あると便利なので、どこかに設定してのがおすすめです。
動作をキャンセルしたり、変換をキャンセルするのに使えます。
CapsLockや地球儀キーは使い道があまりないので、この2つのどちらかに設定しておくといいと思います。
自動大文字入力
英文を入力するときは、最初の文字を大文字にしますよね。
自動大文字入力をオンにすると、最初の文字を自動的に大文字にすることができます。
- 1iPadを外付けのキーボードに接続する
- 2設定アプリを起動し「一般」を開く
- 3「ハードウェアキーボード」を選択
- 4「自動大文字入力」を切り替える
英文をよく打つ場合は、自動で大文字が入力されるので便利です。
自動大文字入力は英文を入力する時に便利ですが、大文字はshiftキーを押せば入力することができます。
たまに、意図しない時にも大文字になってしまうことがあります。
向き不向きがあるので、実際に使ってみてオンにするか判断してみてください。
自動修正
これも英語向けの機能です。
英文を打つときにスペルが合っているかをチェックし、間違えている場合には自動で修正をしてくれます。
- 1iPadを外付けのキーボードに接続する
- 2設定アプリを起動し「一般」を開く
- 3「ハードウェアキーボード」を選択
- 4「自動修正」を切り替える
これも、よく英文を打つ場合にはスペルを間違えることが少なくなるので便利です。
自動大文字入力と同様に、意図しない時にスペルが変わってしまう場合があります。
確定をするとスペルが勝手に変わってしまう場合があるので、合わないと感じたらオフにした方がいいかもしれません。
キーボード操作をより快適に!
今回はiPad用に外付けキーボードを買ったらまずやりたい、おすすめの設定を紹介してきました。
iPadにもパソコンと同じように、たくさんのキーボードの設定が用意されています。
紹介した設定をするだけでも、iPadでの文字入力やキーボード操作がかなりやりやすくなります。
自分にあった設定をして、効率的に文字入力をしてみてください!
一部、向き不向きがある設定もあるので、実際に使ってみて自分に合うかどうか試してみてください!
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