先日のWWDCの基調講演で、新しくM2チップとM2チップを搭載したMacBook AirとMacBook Proが発表されました。
特に、MacBook Airはデザインが刷新され、気になっている方も多いのではないでしょうか。
M2 MacBook Airはチップのアップデート以外にも、スペックが大幅に向上しています。
今回はM2 MacBook Airのアップデートされたところを紹介していきます。
M2 MacBook Airの変更点
M2 MacBook AirはM2チップを搭載したのが一番大きなアップデートですが、他にも進化した点がたくさんあります。
早速、M2 MacBook Airの変更点を紹介します。
本体デザイン
M2 MacBook Airの一番目を引くところは、やっぱり新しくなった本体デザインでしょう。
本体デザインが刷新され、MacBook Proのようなノッチがつき、フラットなデザインになりました。
14インチや16インチのMacBook Proと同じようなデザインになりました!
また、カラーバリエーションも従来のシルバーとスペースグレイに加えて、スターライトとミッドナイトが追加されています。
この本体デザインの刷新が、M2 MacBook Airの一番変わったところです。
チップ
M1チップから1世代上がり、M2チップにアップデートされました。
M2チップはCPUのコア数は同じものの、GPUのコア数が最大10コアに増えています。
処理速度も向上しており、M1チップと比べると最大で1.4倍速くなっています。
順当なアップデートです!
また、M1 ProやM1 Maxで搭載されたメディアエンジンを搭載しており、より動画編集を快適に行えるようになっています。
元々高性能だったM1チップがアップデートされ、さらに処理速度が向上し写真や映像などの高負荷な処理も短時間で行えるようになりました。
最大メモリ
M2チップにアップデートされたことによって、搭載できる最大メモリも増えています。
M1チップは最大16GBだったのに対し、M2チップは最大で24GBのメモリを搭載できるようになりました。
最大メモリ容量が増えたことによって、MacBook Airでも重いソフトウェアを複数立ち上げてもサクサクと動かすことができます。
MacBook Airでもマルチタスクをサクサクとこなせそうです!
24GBのメモリは今までにはなかったので、16GBでは足りないけど32GBだと多いという人にはちょうど良いメモリ容量です。
ディスプレイ
ディスプレイがノッチ付きでベゼルが細くなったので、画面サイズが13.3インチから13.6インチと少しだけ大きくなっています。
ほんの少しの違いですが本体サイズは変わっていないので、今までの本体サイズでより広い画面が使えるようになりました。
少しの差ですがベゼルが細くなった分、見え方はかなり変わってきます!
また、従来のRetinaディスプレイから、iPad Proなどと同じLiquid Retinaディスプレイに変更されています。
最大輝度も400ニトから500ニトに上がり、明るい場所でもより画面がみやすくなりました。
カメラ
MacBook Airに内蔵されている内蔵カメラが1080pに向上しました。
今までは720pのカメラだったので、ビデオ通話で高画質な映像を相手に届けることができます。
また、M2チップが映像を処理し、コントラストを調節してくれます。
かなり綺麗に処理してくれます!
1080pになったことによって、内蔵カメラでも高画質でくっきりとした映像でビデオ通話ができるようになります。
スピーカー
スピーカーが空間オーディオに対応した、4つのスピーカーに変更されました。
4つのスピーカーを搭載したことによって、より迫力のある音で音楽や映像を楽しむことができます。
M1 MacBook Airでも音質は良かったですが、さらに良くなりました!
空間オーディオにも対応したので、いろんな角度から音が聞こえ、立体的な音で音楽や映像を再生することができます。
重量とサイズ
本体の幅や奥行きはM1 MacBook Airとあまり変わっていません。
幅や奥行きは変わっていませんがベゼルが細くなった分、画面サイズは大きくなっています。
重さは1.29kgから1.24kgと少しだけ軽くなっています。
M2 MacBook Airで一番変化したのは高さです。
従来は手前に来るほど細くなっていた楔形のデザインから、MacBook Proと同じように全体的にフラットなデザインに変更されました。
MacBook Airの伝統的なデザインは廃止されてしまいましたが、MacBook Proとデザインが統一されました。
高さは1.13cmで、手前側でも奥側でも高さは均一です。
14インチMacBook Proよりも薄くて軽く、持ち運びがしやすいMacBookになっています。
MagSafe充電
M2 MacBook Airは、14インチや16インチのMacBook Proと同様にMagSafeを使った充電に対応しました。
MagSafe充電は、マグネット式でケーブルのつけ外しが簡単なのが特徴です。
USB-Cが採用される前のMacBookにも搭載されていました。
もちろん、今までのMacBookと同様にUSB-Cでの充電にも対応しています。
USB-CとMagSafe、両方に対応しているので使い方に合った充電方法を選ぶことができます。
MagSafe充電ができるようになったことで、充電をしながら2つの周辺機器を接続することができるようになりました。
新しいスタンダードモデル!
今回はM2 MacBook Airのアップデートされたところを紹介してきました。
M2 MacBook Airはデザインが刷新され、14インチや16インチのMacBook Proと同じデザインになったのが大きな特徴です。
また、次世代のM2チップを搭載し、M1 MacBook Airよりも最大メモリ容量が増えたのも大きなポイントになります。
全く新しいMacBook Airです!
しかし、円安の影響で本体の値段はM1 MacBook Airと比べるとかなり上がっています。
価格は上がってしまいましたが、ハードウェアの面ではM1 MacBook Airの良さはそのままに、順当に進化しました。
コメント