新型MacBook Airと同時に、同じM2チップを搭載したMacBook Proが発表されました。
次世代のM2チップを搭載し、M1チップと比べてスペックが向上しました。
MacBook Proもアップデートされたとのことで、何が変わったのか気になると思います。
新型MacBook Proは、ほぼチップがアップデートされただけで他は前モデルと同じです。
今回は新型MacBook ProがM1 MacBook Proと比べて変わったところを紹介します。
M2 MacBook Proの変更点
新型MacBook Proは本体のデザインはそのままに、中のスペックが向上しました。
早速、M2チップを搭載した新型MacBook Proの変更点を紹介していきます。
チップ
新型MacBook Proの唯一と言ってもいいほどの変更点はチップのアップデートです。
前モデルはM1チップだったのに対し、新型MacBook Proは次世代のM2チップが搭載されました。
M2チップはCPUのコア数は同じですが、GPUのコア数が8コアから10コアに増えています。
コア数が増えたことによって、GPUに負荷がかかる作業を短時間でこなせるようになりました。
処理速度も向上しており、M1チップと比べると最大で1.4倍速くなっています。
順当に進化しています!
また、M1 ProやM1 Maxに搭載されていた、映像処理用のメディアエンジンを搭載しています。
メディアエンジンを搭載したことによって、ProRes動画の編集などのスペックを要求する作業もサクサクとこなせるようになりました。
チップ性能が向上したり、メディアエンジンを搭載したことによって、動画編集などの高負荷な作業が快適に行えるようになります。
最大メモリ容量
M2チップを搭載したことによって、最大メモリ容量も増加しました。
前モデルは最大で16GBだったのに対し、新型MacBook Proは24GBのメモリを搭載することができます。
また、メモリ帯域幅もM1チップよりも50%広い100GB/sになっています。
メモリ容量が増えたことによって、複数のソフトウェアを立ち上げたマルチタスクがサクサクとこなせるようになりました。
たくさんのソフトウェアを立ち上げても、サクサク動きます!
しかし、複数の重いソフトウェアを同時に動かす場合は、上位モデルの14インチや16インチのMacBook Proの方が向いています。
スピーカー
スピーカーも少しだけアップデートがされています。
基本的なスピーカー性能は前モデルと変わらないものの、内蔵スピーカーで空間オーディオが再生できるようになりました。
空間オーディオが再生できるようになったことによって、立体的な音で音楽や映像を楽しむことができます。
空間オーディオ対応は地味に大きいです。
また、AirPods ProやAirPods Maxを使用しているときのヘッドトラッキングにも対応しています。
主な変更点はチップだけ
今回は新型MacBook ProがM1 MacBook Proと比べて変わったところを紹介してきました。
新型MacBook Proの変更点はほぼM2チップに変更されたくらいで、その他の本体デザインやポートの数などは全く変わっていません。
M2 MacBook Proはマイナーアップデートです。
アップデートされた点が少ないからか、カスタマイズをした場合、MacBook AirよりもMacBook Proの方が少しだけ安くなっています。
MacBook AirよりもMacBook Proの方が優れているのは、ファンが搭載されていることやバッテリー駆動時間が長いことです。
基本的にはMacBook Airがおすすめですが、高負荷な作業を長時間行う場合はファンが搭載されているMacBook Proの方が向いています。
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