最新のiPad ProはMacと同じM1チップを搭載したり、12.9インチの場合はmini LEDを搭載していたりといろんなところで優れています。
でも、iPad Proは高額で買うのに勇気が入りますよね。
iPadはいろんなモデルを売っているので、それぞれ何が違うのかが気になりますよね。
今回はiPad Proだけにある機能を紹介します。
iPad Proにしかないメリット
早速、iPad Proにしかない機能を紹介していきます!
iPad Proにしかないメリットはたくさんあります!
この記事ではiPad Proにしかないメリットを全部で9つ、紹介します。
どのiPadよりも速いチップ
最新のiPad ProはMacと同じM1チップを搭載しています。
このM1チップのスペックは、M1 Mac発売時にすごい話題になったので知っている方も多いと思います。
すでに高性能だった、2020年モデルのiPad Proよりも最大で40%も速くなっています。
基本的なことはもちろん、ゲームや動画編集などの重い作業も全く動作が止まることなく、こなすことができます。
iPad ProはiPadシリーズの上位モデルなので、他のどのiPadよりも高いスペックを持っています。
12.9インチがある
iPad Proのみに、現状のiPad最大サイズである12.9インチがあります。
12.9インチが選べるのがiPad Proの魅力の一つです!
12.9インチが向いている人は主に以下の通りになります。
iPadはiPad OSの進化のおかげで、かなりノートパソコンに近い形で使えるようになってきました。
現行の機種なら、どれでも複数のアプリを同時に起動してマルチタスクを行うことができますが、11インチ以下ではちょっと窮屈です。
12.9インチなら、13インチのノートパソコンとほぼ同じ大きさなので、ノートパソコンと同じような感覚でマルチタスクを行うことができます。
iPad用の純正キーボード、Magic KeyboardやSmart Keyboard Folioは11インチ以下では一部のキーが小さくなっています。
しかし、12.9インチなら全てのキーが同じ大きさになっているのでキーボードを使っての作業もやりやすいです。
また、iPadはApple Pencilが使えるので液タブとして考えている方もいると思います。
液タブとして使うのなら、11インチは少し小さく感じるかもしれません。
12.9インチなら11インチよりも1回り以上大きいので、大画面でイラストを描くことができます。
12.9インチを選ぶべきかどうかは以下の記事で詳しく紹介しています。
>>iPad Pro 12.9よりも2台持ちの方が優れている4つのメリット
>>iPad Pro 12.9は大きすぎる?12.9インチが向いてる人
超広角カメラがある
iPad Proにのみ、より幅広く写真が撮れる超広角カメラが搭載されています。
iPadで写真を撮る人は少ないですが、カメラのレンズが多いので撮れる写真の幅が広がるのがメリットです。
超広角カメラと一緒にLiDARスキャナーも搭載されています。
おそらくこの2つを搭載した理由は、AR周りを強化したかったからだと思います。
しかし、現状このカメラとLiDARスキャナーを活かせるアプリはかなり少ないです。
今後のアップデートやアプリで活用できるようにはなるかもしれないですが、現状はほとんど使いません。
超広角カメラの場合は、広い写真を撮ってすぐに誰かに送るという使い方ができそうなので、活用次第では現状でも使えそうです。
Face IDがある
賛否ありますが、iPad Proには顔認証のFace IDが搭載されています。
Face IDのメリットは、iPadをスタンドに立てているときに使いやすくなる点です。
iPadはキーボードを使うときや動画を見るときなど、スタンドに立てて使うことが多いです。
Touch IDの場合はスタンドに立てているときは、ホームボタンや電源ボタンに手を伸ばさないといけないですが、Face IDの場合は画面を見ているだけでロックを解除することができます。
画面を見ているだけでいいので、ロックを解除している感覚がありません!
スタンドに立てて使うときは、Touch IDよりもFace IDの方が優れています。
また、iCloudキーチェーンやアプリのロックを解除する時も画面を見ているだけでロックを解除することができます。
Face IDの使い勝手はiPhoneとはまた違ってくるので、使用シーンによってFace IDが優れているか、考えてみてください!
>>Face IDは本当にダメ?実際に使って感じたメリットとデメリット
ストレージが最大2TBまで選べる
iPad Proのみ、ストレージを2TBまで選ぶことができます。
iPad Air、iPad miniは最大で256GB、無印iPadは最大で128GBまでです。
でも、ほとんどの人は256GBで十分だと思います。
ほとんどの人には256GBでも十分ですが、写真や動画をたくさん保存する場合は512GBが選べるiPad Proの方が向いています。
特にストレージが多い方がいいのは動画編集をする人です。
iPadにも高性能な動画編集アプリがあるので、動画編集をすることができます。
動画ファイルは大きいので、たくさんのファイルを入れようとすると256GBでは足りなくなってしまうことがあります。
iPad Proなら大容量のモデルを選べるので、ストレージ不足で悩むことが少なくなります。
動画編集をする場合は、容量の大きいものを選べるのでiPad Proが向いています。
スピーカーが4つある
iPad Proのみ上下に2つずつ、計4つのスピーカーを搭載しています。
縦向きで使う場合はあまり他のモデルとの違いは感じませんが、違いを感じるのは横向きで使うときです。
iPadは大画面なので、動画を見る人も多いと思います。
横にして動画を見るときは、2スピーカーしかないと片方からしか音が出ません。
ちょっと違和感を感じることがあります…
iPad Proなら左右にスピーカーがあるので、この違和感は感じずに動画を楽しむことができます。
迫力もあり、音質も良いので外部スピーカーを繋がなくても十分な音を楽しめます。
Thunderboltがある
形状はUSB-Cですが、iPad ProはThunderboltという企画に対応しています。
Thunderboltは対応したSSDが必要ですが、通常のUSB-Cよりも高速でデータを転送することができます。
大容量のデータを頻繁に扱う場合は、Thunderboltのポートがあった方が待ち時間が短くて済みます。
動画データを扱う場合は、Thunderboltの方が効率的に作業を進めることができます。
リフレッシュレートが120Hz
iPad Proのみ、リフレッシュレートが120Hzに対応しています。
リフレッシュレートとは、画面が1秒間に切り替わる回数のことです。
iPhoneは全て60Hzです。
リフレッシュレートが高いと、画面を高速でスクロールしてもぬるぬると動かすことができます。
数字だけ見れば倍の差がありますが、実際に使ってもあまり違いはほとんどわかりません。
ただ、Apple Pencilで何かを書くときにも違いを感じることがあります。
イラストを描きたい場合はペンで細かい操作をするときに気になってくるかもしれません。
リフレッシュレートは人によって違いを感じる人と感じない人がいるので、違いを感じるかは実際に店頭で確認していみてください。
5Gに対応している
セルラーモデルのみですが、iPad Proは5Gに対応しています。
外でも、高速に通信をすることができます。
しかし、現状5Gが使えるエリアはかなり少ないです。
iPadはiPhoneよりも外に持ち出して使う機会も少ないので、5Gの恩恵を受けられる人はかなり限られています。
5Gが普及するのもまだまだ先な気がします…
セルラーモデルのみなのでWi-Fiモデルを買う場合は5G通信は気にしなくて大丈夫です。
>>iPadのWi-FiモデルとCellularモデルって何?それぞれの違いを比較!
iPad Proが向いている人
ここまで、iPad Proにしかない機能や特徴を紹介してきました。
これらのことを踏まえて、iPad Proが向いている人は以下の通りです。
ほとんどの人にはオーバースペック
今回はiPad Proにしかないメリットと向いている人を紹介しました。
iPadは高性能で機能もたくさんありますが、ほとんどの人にはオーバースペックになってしまいます。
M1チップという高性能なチップを搭載していますが、現状このスペックを活かせるアプリはほどんとありません。
今後のアップデートや新しいアプリなどで活用できるようになるかもしれないですが、このスペックを活用できるのはまだまだ先になりそうです。
iPad Airや無印iPadでも、iPadでできることはほとんどこなすことができます。
iPad Airなどを買って、その差額で別のものを買った方がより生活が快適になると思います。
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